走りだけではなく内外装の詳細も動画にて公開
イタルデザインとのコラボレーションによって誕生した「日産GT-R 50 by イタルデザイン」。
これは日産GT-Rとイタルデザイン双方が50周年を迎えたことから実現したプロジェクトであり、その反響の大きさから日産は限定ながら販売を決定しています(価格は1億5000万円くらい)。
GT-R50のベースはR35 GT-R NISMOで、製造はイタルデザインにて「手作り」にて行われることに。
よってGT-Rでありながら「イタ車」ということになろうかと思います。
そのGT-R50ですが、オンラインでデビューした後はグッドウッドのほか日本含む世界各地に姿を見せ、今回メディア向けの試乗会が開催されるにあたり、ユーチューバーShmee150氏がその詳細を紹介することに。
GT-R50はGT-R NISMOのガワを変えただけのクルマではない
今回試乗会が開催されたのはUAEはドバイにあるサーキット、オートドローム。
車両はおそらく世界中のイベントにておなじみの個体だと思われ、ボディカラーはリキッド・キネティック・グレーにエナジェネティック・シグマ・ゴールドのアクセントを持っています。
GT-R50は外観のみならずエンジンもアップグレードされており、出力は710馬力へ、そしてトランスミッション(デュアルクラッチ)もそれに合わせて強化されることに。
さらにはドライブシャフトやサスペンション、ブレーキなど「すべて」に手が入っているようですね。
そして今回、そのパフォーマンスの高さ故か、試乗では「ヘルメット必須」。
メディア向けの試乗イベントでヘルメットを着用する、というのはけっこう珍しいと思います。
なお、Shmee150氏の腕時計はセラクロムベゼルのロレックス・デイトナ(116500LN)。
インストラクターも同乗。
いざ出走。
Shmee150氏曰く「ルーフが極端に低い」。
それもそのはずで、GT-R50のルーフは「チョップ」されて通常のGT-Rよりも54ミリ低くなっているから。
加えてGT-Rはもともと着座位置の高いクルマで、そのためか視界はかなりいいようですね。
なお、車両はプロトタイプであるため速度の制限がされていたようではあるものの、特筆すべきはブレーキの効き(何度も口にしている)。
GT-R50を降りた後は車両チェック。
リアスポイラーは車内のスイッチにて昇降ができ、その様子も披露していますが、いったん上に持ち上がったのちに「ガクン」と一気に角度が変わります。
ちなみにステアリングホイールは「かなり小さい」というコメントも。
内装は見渡す限りカーボン、そしてアルカンタラとなっていますね。
それでは動画を見てみよう
こちらがShmee150氏が貴重な日産GT-R50をテストする動画、「$1.2m Nissan GT-R50 by Italdesign on Track! | FIRST DRIVE」。
VIA:Shmee150