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【動画】新型フェアレディZプロトの詳細レビュー初登場!今までわからなかった細部も明らかに

| 肉眼で見て「はじめてわかる」デザイナーのこだわりが多数ある |

さて、発表の余韻冷めやらぬ新型フェアレディZプロトタイプですが、実際に間近で実車を見たユーチューバーがレビュー動画を公開。

これまでにも日産から公式動画そして大量のオフィシャルフォトが出回っており、そのデザインについてはアルフォンソ・アルバイザはじめとする日産のデザイナー陣によって見どころが語られているものの、それらでもわからなかったディティールが今回明らかになっていて、どうやら新型フェアレディZはぼくらが思う以上にデザイナーの魂が込められているように思います。

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審議対象のフロントグリルはそんなに悪くない

まずはそのフロントグリル。

フェアレディZが”初代”S30へのオマージュ的デザインにて登場することを支持する人々であっても、このフロントグリルに対しては「うーん」となっているようで、その理由は「四角すぎるから」。

ただ、今回動画を公開したJDM Master氏によると、「肉眼で見るとそこまで四角くない」。

その理由としては、初代フェアレディZのように、フロントバンパー先端中央がやや尖っており、そこから左右にかけてゆるやかに後方へとスロープしてゆくため。

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つまり上から見るとよくわかるということになりそうですが、実際に人がクルマを見る角度や状況では「さほど真四角に見えるわけではない」ようですね。

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なお、グリル内部には四角モチーフのエレメントが見え、しかしこれは上半分と下半分にてデザインが分けられており、これも肉眼で見ると「単なる四角に見えない」理由だと述べています。

新型フェアレディZプロトタイプはレトロさを感じさせるスタイリングを持つものの、このフロントリップのように、現代っぽい3D形状を持つパーツも与えられており、まさに「過去と現在、未来との融合」を実現しているようですね。

ただしグリル内部にはとくに開閉機構はないように見え、おそらく空気抵抗的観点からすると形状や構造ともに若干の不利はありそう。

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このグリルについては、プロトタイプのボディカラーがイエローなので「目立ちすぎる」のだとも思われ、しかしこれでボディカラーがマットブラックだったりしたら「イカツくてカッコいい」と評価が一変するのかも。

なお、(カスタムとしては)グリル内の四角いエレメントのいくつかを”あえて目立つ色”に塗ってみても面白そうですね。

細部にはかなりのこだわりが

そして細部を見てゆくと、ルーフエンドには「ちょっと盛り上がった」ダックテール状のスポイラー。

全体的なデザインを崩さず、しかしダウンフォースを得られるように配慮した結果なのだと思われます。

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リヤフェンダー、メタル状のブレード、リアウインドウなどは見事にフラッシュサーフェス。

この「ツルっとした」構成がフェアレディZプロトタイプを未来的に見せているのかもしれません。

一方でCピラーには「昔風」の”Z”バッジ。※単なるリバイバルではなく、新型フェアレディZのために再デザインされている

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リアエンドもそうとうにフラッシュサーフェスが貫かれており、テールランプは奥行きのある「3D」。

日産エンブレムはもちろん新デザインで、「発光することを考えたデザイン」を持っており、(動画では光っていないものの)おそらくは実際に光りそうな構造を持っています。

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リアフェンダーは「モッコリ」。

新型フェアレディZプロトタイプは、S30っぽさを表現するためにフロントフェンダーをリヤフェンダーよりも高く設定しており、加えてリヤ下がりのテール形状を持つということもあって「リヤが貧弱に見える」という指摘もあるようですが、これも「画像と肉眼では大きく違う」部分なのかもしれません。

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ドアハンドルはボディにインテグレート。

開閉方式としてはZ33以降に採用されるものと同様だと思われますが、別体パーツではなく「隠すようにデザインされている」のが大きな相違です。

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リアオーバーハングはS30同様にかなり短く、ボディカラー部分とディフューザー部分とを別の構成とすることで、「切り上がった」デザインを再現。

これもやはりS30をイメージした部分だと思われます。

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近代のクルマは「リアディフューザー」によってエアロダイナミクスを向上させており、しかし70年代にはそういった考え方がまだなく、よってリヤバンパーの造形は当時と現代とで大きくことなるところ。

ただし新型フェアレディZプロトタイプでは、そのあたりを上手くバランスさせているということになります。

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そしてリアバンパー下部にはディフューザー形状。

テールパイプはなかなかに面白いデザインを持っています。

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こちらはおそらく初公開となりそうな「裏側」。

この車両はプロトタイプなので、市販時には様々な変更が加えられるものと思われますが、アンダーパネルがなく「フラットボトム」ではないこともわかります。

よって、このままでは(市販時にアンダーパネルが取り付けられなければ)ディフューザーの効果も半減といったところなのかもしれません。

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なお、「現代的」なデザインはサイドパートにも見て取ることができ、いったんラインを持ち上げてリアフェンダー前で落とすという手法によってリアフェンダーの張り出しを強調しています。

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ブレーキキャリパーはフロント6ポット、そしてディスクは2ピース。

これは市販時にもぜひ採用して欲しい仕様です。

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新型フェアレディZプロトタイプのインテリアは「シンプル」

エクステリアとは異なり、賛成票が多いのが新型フェアレディZプロトタイプのインテリア。

その理由は「レトロさが評価された」というよりは、未来に行き過ぎなかったところ、そしてシンプルにとどめたところだと思われます。

車両の機能の多くはセンターのディスプレイにて操作することになりそうですが、これを活用することでスイッチ類を増やさずにすんだのかもしれません。

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エンジンスタート時(起動時)にはメーターとインフォテイメントディスプレイに専用のアニメーションが表示されるようで、メーターには「Z」文字が格好良く現れる様子も収められています。

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会場には「初代」S30型フェアレディZの展示も

こちらは同会場に展示されていた240ZGですが、新型フェアレディZには、S30同様の「ダックテールリヤスポイラー」がオプション設定されことになるのかもしれませんね。

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やはり気になるのは新型フェアレディZの発売時期そして価格ですが、いまのところ発売時期は不明(2022年説がある)、そして価格は4万ドル(420万円)と見られています。

参照: JDM Masters

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