| とにかく大惨事に至らずによかったが、空ぶかしは禁物 |
さて、ロンドンにて開催されたカーイベントにて、日産GT-Rが発火し、その後勇敢な人々によって消し止められるという動画を紹介したいと思います。
見たところこのイベントスーパーカーオーナーやエキゾチックかーオーナーが思い思いに集まったもののようですが、そこへ登場したのが一台の日産R35 GT-R。
爆音を轟かせており、相当に手が入っているようです。
思いっきりアクセルをあおって空ぶかしをするが・・・
そしてこのGT-Rのオーナーは思いっきりアクセルをあおって空ぶかし。
アクセルを煽る都度、大きな炎がマフラーから吹き上がり、ギャラリー大喜び。
相当な数のギャラリーが集まっているようですね。
とにかくすごいボリュームの炎です。
ところがその後、大変なことに
動画はここで場面が切り替わり、人々が大騒ぎをする様子を捉えていて、奥の方で煙が上がっており、人々が群がっているのが見えますね。
その人だかりの中心には発火したGT-R。
集まった人々は我先にと燃えるGT-Rを動画にて撮影しています(燃えるGT-Rよりも、この様子の方がちょっと怖い)。
こんな感じでエキゾーストシステムのタイコ部あたりから炎が出ている模様。
おそらくこのGT-Rのオーナーと思われる人物、そして周囲の人々がなんとか炎を消し止めようと試みていますが、中には手にしていたモンスターエナジードリンクを車体にぶちまける人も(気持ちはわかる)。
周りの人々がペットボトルを持ってきてくれて水をかけてなんとか炎を抑えることに成功。
鎮火に成功したかのように見えますが・・・。
それでもまだ炎がくすぶって燃え出しており、クルマというのはいったん燃え出すとなかなか火が消えない、ということもわかります。
つい先日、大阪の路上にて萌えたフェラーリの火を消すのに1時間を要したと報道されていますが、それも納得ですね。
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どうやら炎はリアのホイールハウス内にも広がっているようで、このまま燃料ラインに引火すれば一気に爆発もあるという状況。
危険を感じたのか、それとも状況に飽きたのかギャラリーがポツポツと減ってゆきます。
空気の流れを防ごうということなのかダウンを詰める(オーナーと思われる)男性。※これは火に油のような気もする
その後に消化器が到着、ようやく鎮火に成功。
このまま放っておくと、おそらくはクルマ一台が丸ごと燃える大惨事となっていたと思われ、しかし危険を省みなかった人々によってなんとか最悪の事態は免れたということになりますが、その前に「空ぶかしは厳禁」ということは肝に銘じておく必要がありそうです。
スーパーカーに空ぶかしは厳禁
スーパーカー=燃えるという認識が世にありますが、残念ながらそれは一つの事実というのも間違いない、と認識しています。
そして燃える原因にはいろいろありますが、その一つが「空ぶかし」。
とくに社外品のエキゾーストシステムに交換しての空ぶかしの際に「燃える」ことが多いようですが、これは純正のエキゾーストシステムだと施されている「熱対策」に不備があったり、想定しない熱を発することで発火を誘発することが多い模様。
参考までに、ランボルギーニ・アヴェンタドールは「社外マフラーに交換した際に発火の可能性がある」としてリコールを出したことも。
そのほかにも「空ぶかし」による発火がいくつか報告されており、「ちょっとだけ」だと思っていても、実際には相当な熱を発しており、そして想像しているよりもずっと「クルマは燃えやすい」ということなのかもしれません。
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参照:VeeDubRacing