｜ このVR30DDTTは実際のエンジンをスペシャリストが加工したもの ｜
できればミニチュア化して販売してほしいものだ
さて、日産がフェアレディZに積まれるエンジン「VR30DDTT」の一部をクリアパーツに置き換え、その動作がよく分かるように仕上げられた”シースルー仕様エンジン”を作成。
このシースルーエンジンについては多くが語られていないものの、日産の”プロトタイプ・マニュファクチャリング・スペシャリスト”が実際のVR30DDTTのエンジンを分解/カットし、そこに削り出した透明の樹脂パーツを組み込み、その上で各パーツを鑑賞に耐えうるように加工・研磨し、さらには部分的にクロームメッキ処理を施したものだと解説されています。
その動作もまた実車同様
つまりこのシースルーエンジンは、実際のエンジンを使用した実物大ということになりそうですが、動画を見るに動作も「本物のエンジンそのもの」。
さすがに吸気や圧縮、点火に爆発は行わないものの（それができたらさぞスペクタクルだろう）、クランクが回ってピストンが動き、バルブが開閉する様子や・・・。
タイミングチェーンが動作する様も動画に収められています。
そのほかタービンやカムの動きも見ることができるので、エンジンの構造や動作を学びたい人にとっては最適な逸品なのかもしれません。
なお、このシースルーエンジンはおそらく「非売品」だと思われ（欲しい人がたくさんいそうではある）、残念ながら購入できる機会はなさそうです。
https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/52933973159/in/dateposted-public/ただ、これをミニチュア化すればけっこうな数量が売れるんじゃないかとも考えていて、そこは日産に（製品化を）期待したいところですね。
日産は色々と面白いものを作っている
なお、日産はなにかと「ちょっと変わった」モノを作る傾向があり、以前には「プロパイロット」技術を活かして自動で整列する椅子・座布団や、日産の誇る技術「E-4ORCE」を活かし、慣性すらもコントロールしてラーメンスープを「こぼさずに」顧客へと届ける車両を開発したり。
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有名なのは柿の種。
そのほかにも様々なグッズを発売しており、日産内部にはなかなかに楽しそうな製品を考案する部署があるようですね。
そして今後はさらに「え・・・？」と驚く製品を開発してくれることを期待しています。
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参照：Nissan