| どうやらこの新型フェアレディZの事故はあるていど予見できていたようだ |
それでもけが人が出なかったのは幸いである
さて、日本だと展示車も回ってこないほど供給が少ない新型フェアレディZですが、北米においてはゆっくりとではあるものの納車が進んでおり、そして今回報じられたのが「カナダの納車第一号となるフェアレディZが盛大にクラッシュした」というニュース。
この青い新型フェアレディZはインスタグラムユーザー、@xxxx_paul氏なる人物のもとに納車された個体であり、事故のつい数日前に納車された個体だと報じられています。
なお、納車直後に「120馬力以上のクルマを所有したことがない人物が、この寒い天候の中でトラクションコントトールをオフにしてフェアレディZをドライブした」という投稿があり、そしてその直後の出来事なので、誰かにこのフェアレディZを貸したところ、不運な事故が発生してしまったということになりそうですね。
新型フェアレディZは納車から走行わずか16kmでクラッシュ
この@xxxx_paul氏は、(インスタグラムへの投稿を見る限り)ポルシェやGT-Rほか様々なハイパフォーマンスカーを所有しており、自身のドライビングスキルは確かではあるようですが、上述の通りこのクルマをクラッシュさせてしまったのは「借り受けた」人物であるようで、@xxxx_paul氏いわく「彼は私の期待を裏切らなかった」。
つまり「嫌な予感がする」、そしてその予感が的中したのだと考えてよく、画像の通り大きなダメージを負うこととなっています。
そして画像を見ると、雪がところどころ積もっていて、この状況でトラクションコントロールをOFFにすれば、誰であろうとクラッシュを免れることが難しそうではありますね。
状況について多くは説明されていないものの、画像から判断するに、新型フェアレディZは道をそれて土手を滑り落ちたものと思われ、ホイールには土が詰まっている様子も。
幸いなのは、コンクリートウォールやガードレールにヒットしたわけではないので致命的な損傷を負っていないことかもしれません。
オーナーは心が広い人物だった
なお、このオーナーは非常に懐が深い人物でもあるようで、事故後の投稿、そしてコメントでは「心配してくれた皆さん、ありがとう。事故当時、私はクルマに乗っておらず、ドライバーも怪我をしていません。それで十分だと考えています。事故は常に起こりうるもので、クルマは代替がきくものです」。
つまり、このオーナーは「命は代替がなく、それに別状がなかっただけでも良かった」と考えているのだと思われ、なかなかに寛大な人だと思われます(しかし、良くも悪くも事故を見越した上で貸したようでもある)。
ただ、このフェアレディZについて、上述のように非常に人気が高く、北米においても「車両を別のZに入れ替える」ことは困難であり、よってこのオーナーは破損したフェアレディZを修理する予定なのだそう。
加えてGRカローラの納車を待っているということも報じられており、ハイパーフォーマンスカーに囲まれて暮らすという、なんとも羨ましい生活を送っているようですね。
事故を起こす前のフェアレディZの画像はこちら
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参照:xxxx_paul(Instagram)