| 日産スカイラインGT-Rを「サファリ」化するカスタムはこれまでになかったように思う |
基本的にスポーツカーはこういった「リフトアップ」もなかなか似合う
さて、ユーチューバーが日産スカイラインGT-R(R32)をサファリ化するというプロジェクトを進行させ、今回ついに完成したとして自身のYoutubeチャンネルへとその勇姿を公開しています。
驚くべきことにこのGT-RサファリはNISMOの支援を得ているといい、実際にNISMOのロゴが入るルーフラックやホイールを製作しており、これらの制作過程を見てみましょう。
日産GT-Rサファリはこうやって作られた
動画では「サファリ化」カスタムの一部始終が公開されており、しかしカスタム前の状態であってもある程度のチューンが施されているもよう(この時点で420馬力を発生し、レース用のエタノール燃料を使用すれば525馬力を稼ぎ出すのだそう)。
ボディカラーはザクっぽいグリーンにペイントされており・・・。
RB26DETTのエンジンヘッドカバーもグリーン。
そしてここからサファリ化を行ってゆきますが、バンパー上にブルバーを取り付けるための位置を決めることに。
ホールソーにてバンパーに穴を開け、パイプを組み合わせて位置や形状を確認。
そしてバンパー形状にあわせてブルバーを製作し・・・。
いったん車体に仮装着してアンダーカバーの製作にかかりますが、まずはダンボールにて構造を確認。
そしてルーフラックもまた完全なる自作となりますが、アルミ板を折り曲げたり溶接して成形し、「NISMO」ロゴはアルミ板をくり抜くことで再現しています。
その後は凹凸のあるマットブラックにて仕上げ、プレートを裏打ちすることでNISMOロゴをカラー化。
アディショナルランプを設置し完成するとこう。
GT-Rサファリではホイールも「専用」の仕上げに
そしてこのGT-Rサファリでは細部に至るまでの「こだわり」が光っており、ホイールもカスタムイメージにあわせた「専用」カラーに。
ディスク面も同様で・・・。
やはりオフロード対応の(傷つきにくく、傷がわかりにくい)シボ感のある仕上がりに。
さらにホイールボルトはチタン製。
レイズ製センターキャップにNISMOステッカーも。
そして完成するとこう。
もちろんサスペンションもリフトアップされ、悪路走行に対応したオールテレーンタイヤも装着されています。
ルーフラックはこんな感じ。
室内にはロールケージも組まれており、今後公開されるであろう動画ではオフロードを縦横無尽に駆け抜ける姿が公開されることになりそうですね。
日産スカイラインGT-R(R32)サファリを紹介する画像 / 動画はこちら
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