やはり今は「アウトドア」なのか・・・。ホンダがヴェゼルのマイチェンを予告、スバル、マツダ、トヨタ、レクサスに続きアウトドアっぽい「HuNT（ハント）パッケージ」を設定

｜　世間ではアウトドアブームの終焉が囁かれるが、自動車業界ではワンテンポ遅れて一つの、そして大きなブームとなっている　｜

「アウトドア」は自動車業界にとって新たなる顧客の流入経路となるのは間違いない

さて、ホンダがこの春にマイナーチェンジを予定している新型ヴェゼルの先行サイトをオープンさせ、その一部について情報を公開。

このマイチェンにつき、ホンダは新たに「EXPAND YOUR LIFE」をテーマに掲げており、現行モデルのイメージをベースとしたうえで、「使う人によってその表情を変えることができる」よう、新しく2つのパッケージ、そしてそれに付随したオプションを設定しています。

新型ホンダ・ヴェゼルはこう変わる

そこで新型ヴェゼルの変更点を見てみると、ベースモデルの外観では「グリルがワイド」化し、ちょっと存在感が強くなっています（現行モデルはあまりにクリーンに過ぎたのかもしれない）。

そして注目はe:HEV Xグレードに追加されたアウトドア風味の「HuNT（ハント）パッケージ」。

このアウトドア風味というのはちょっとした流行でもあって、マツダではボディカラー「ジルコンサンド」、そしてレクサスでもつい先日フェイスリフトが発表されたNXに「オーバートレイルパッケージ」が追加されたことでもひとつの流れを確認できます（これらはいずれも、もともとアウトドアとは近くないイメージから出発していたにもかかわらず、急速にアウトドアに近づいている）。

そしてこの「HuNT（ハント）パッケージ」には専用ボディカラーに加え、オレンジ（カッパー）アクセント、ルーフレール、専用アルミホイール、アンダーガード風のフロントロアガーニッシュなどが装着され、インテリアにも楽しげなカラーが用いられることに（ホンダにしてはかなり珍しい配色とカラフルさである）。※そのパッケージ名からもわかるとおり、サファリよりも”ハンター”をイメージしているようだ

そしてもうひとつの「ライフスタイルの拡張」が、このe:HEV Z グレードに新しく設定される「PLaYパッケージ」。

カラーバーオーナメント付フロントグリル、ブラック塗装バンパーロアーガーニッシュ、ライトブルー加飾ドアロアーガーニッシュ、2トーンカラーというオシャレな装備を持ち、これはHuNTパッケージとは真逆の「都会っぽい」仕様だと考えて良さそうです。

こちらは「PLaYパッケージ」のインテリア。

洗練された印象があり、たしかにホンダが掲げる「EXPAND YOUR LIFE」が示す通りに豊かなライフスタイルを演出してくれそうですね。

そのほか、新型ホンダ・ヴェセルにはこんなオプションも

さらにホンダは新型ヴェゼル向けのアクセサリーをいくつか公開しており、こちらは「アーバンスタイル」。

「スポーツスタイル」だとこう。

こちらは「カジュアルスタイル」。

これまでヴェゼルは”今ひとつ存在感が薄い”といったイメージがあったものの、新しく用意されるパッケージやオプションによって”個性際立つ”クルマへと変わってゆくことが期待されます。

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参照：HONDA