| ルノーは昔から狂気を秘めたメーカーとしても知られる |
ルノーが日産R35 GT-Rの3.8リッターV6ツインターボエンジンを積んだR.S. 01のプロモーションの一環として、R.S.01がパトカーに扮した動画を公開。
実際にパトカーとして公務にあたるわけではなく、もちろん演出を盛り込んだ動画となっています。
さすがフランス、エスプリが効いている?
ただしその内容はけっこう凝っていて、R.S. 01にはパトライトや電光掲示板(「止まれ」とか表示するやつ)も装備されており、動画の中では速度違反を犯して疾走するバイクを追跡しライダーを逮捕。
なお車から出てくるのは元WRCドライバーのJean Ragnotti氏。
アメリカのパトカーにはよく「To serve and pretect」と書かれているのを目にしますが(映画”トランスフォーマー”ではこの部分も要素として扱われていたのでけっこう有名?)、ここが「To rece and win」となっているのもルノー流のエスプリといったところですね。
ルノーR.S.01はこんなクルマ
ルノーR.S.01はルノーのレース部門、「ルノー・スポール」がワンメイクレースRenaultsport Trophy向けに制作した、純然たるレーシングカー。
全長4710ミリ、全幅2000ミリ、全高1166ミリという、ランボルギーニ・アヴェンタドールに近いディメンションを持っています。
エンジンは上述の通り日産GT-R由来のVR38DETT、つまり3.8リッターV6ツインターボ。
出力は500馬力「以上」、トランスミッションは7即シーケンシャル、シャシーはダラーラ製のカーボンモノコック、サスペンションは前後ダブルウィッシュボーン(プッシュロッド式/オーリンズ製)。
販売価格は5000万円くらい、とされています。
ルノーは(ルノー・スポールを通じてではありますが)レーシングカーのみならず、市販車においてもコンパクトカーのリア(ミッド)にエンジンを詰め込んだクルマや、スポール・スピダーといった過激極まりないクルマをリリースしており、「おフランス」のイメージとは全く異なることをしてくるところも魅力のひとつ。
それでは動画を見てみよう
こちらがルノー公式、「Renault Sport R.S. 01 INTERCEPTOR: a new rapid intervention force」。
さらにルノーからはクリス・ハリス氏を招いての試乗を収めた動画、「Renault Sport R.S. 01 Chris Harris test drive」も公開。