日産スカイラインGT−R(R32)が米国でオークションに登場予定。
「25年ルール」によって続々と輸入解禁された車が米国へと流れ込んでいるわけですが、今回のGT−Rは最高で850万円ほどの落札価格になるのではと言われています。
年式は1989なので初期の個体となりますが、走行距離は23,360キロと年式を考慮すると低い方で、画像を見るとかなりコンディションは良さそうですね。
なおアメリカではR32/R34/R34世代のGT−Rは正規輸入されなかったこともあり超レアカー扱いで、カルト的人気を誇ると言ってもいいくらい。
よって、これから「25年ルール」にかかるであろうR33やR34は今のうちに押さえておくと今後の値上がりが期待できそうです。
日本でもこの世代のGT−Rは非常に人気が高く、特に車好きの中高生にはスープラ、RX-7と共に崇められる傾向にあるようですね。
トヨタ・ソアラ・エアロキャビンがアメリカのオークションに登場予定。
1989年に登場した折りたたみ式ルーフを持つソアラのバリエーションですが、生産台数はわずか500台のみ。
エンジンは7M-GTEUで3リッター6気筒、240馬力を発生します。
このソアラ・エアロキャビンもまた北米の「25年ルール」によって北米に輸入可能となった一台ですが、今後もこの25年ルールによって多くの国産車が北米に流れそうですね。
ソアラ・エアロキャビンはZ20系、つまり二代目ソアラに設定されていますが、二代目ソアラ自体は物品税引き下げ(消費税導入)によって車両価格が大きく下がり、かつバブル景気ということもあって人気を博したモデル。
そのソアラのコンセプト「ラグジュアリーなパーソナルカー」をさらに進化させたのがこのエアロキャビンとも言えますが、オープン化に伴って2シーターとなっているのも特徴の一つ(さらには3L車になかったレザーシートも装備)。
なおルーフの格納にあたってはリアトランクの一部が一旦開き、折りたたんだルーフを格納してまた閉じるという構造で、メタルトップ採用オープン構造の魁とも言えるもの。
ただしAピラーとCピラーとをつなぐ「ルーフの端」は残ったままで、完全にオープンとはならない構造です。
北米の人々にとっては馴染みのない車ではありますが、いったいいくらの価格がつくのかは興味のあるところ。