ポルシェ356スピードスターのレプリカにスバルのエンジンを装着した車両がジェイ・レノ・ガレージに登場。
356スピードスターは非常に希少な車で、オリジナルよりもレプリカのほうが数が多いと思われる車ですが、オリジナルの生産台数は一説には4722台。
そしてレプリカといっても「邪な」目的ではなくオリジナルに敬意を払っているものがほとんど、というのも一つの特徴ですね。
今回登場する356スピードスターも「レプリカ」ではありますがオリジナルに忠実に再現された車両。
こういった車のレプリカは「本物を購入したとしても諸々の事情で乗れない」、もしくは本物も持っている人が購入するケースもあるかと思われ、そのぶん高価でもありますね。
このレプリカはカリフォルニアのJSモータースが製造した個体だそうで、VWビートルのフロアを33センチ切り詰めたものにグラスファイバー製のボディを架装。
面白いのは多くのレプリカがVW製エンジンを使用するのに対し(もともと356のエンジンもVWエンジンの空冷)、この車は「スバル」のエンジンを使用していること。
エンジン型式はオリジナルも同じフラット4なので、オーナーもオリジナルを尊重した結果の選択なのだと思いますが、よりパワフルかつ信頼性が高く、結果的に安心して乗れる、より楽しめるようになっていると思います(動画の中でも運転している様子がありますが、やたら楽しそう)。