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新型レクサスRC発表!LCやLSとの共通性が増し、さらにはレクサスの未来を示唆するデザインに

2018/08/31

| 意外とデザインは変わっていた |

レクサスがそのフラッグシップクーペ、「LC」のフェイスリフト(マイナーチェンジ)版を公開。
実車の展示はパリ・モーターショーの予定ですが、ひとまずはオンライン上での公開となります。

全体的には、LSやLCなど最新モデルに採用された意匠を取り入れており、かつLCとの共通性が強調され、そのうえでこれまでにないデザインで「未来」を提案してきた、という印象。

レクサスによると、新型RCの特徴は下記の通り。

・フラッグシップクーペLCの流れを汲むスポーティかつエレガントなエクステリア
・ 高い質感に加え「運転の愉しさ」を際立たせるインテリア
・LCの「より鋭く、より優雅」な乗り味を継承した走りの作りこみ

レクサスRCのエクステリアはこう変わった

レクサスRCは2014年の発表となりますが、今回のマイナーチェンジは「モデルライフ中期」の化粧直し。
ただし化粧直しというにはその変化幅は大きく、内外装にわたって改良が施されています。
なお、日本での発売は2018年10月下旬、とのこと。

エクステリアだとまずヘッドライトにスピンドルグリル、そしてバンパーデザインが変更に。
下の画像は現行型のレクサスRCですが、新型ではヘッドライトとクリアランスランプ(デイタイムランニングランプ)とが一体化していること、ライト内部には「超小型3連LEDヘッドランプユニット」が組み込まれていることがわかります。
さらにデイタイムランニングランプはL字型を継続しながらも、これまでの「LED」の光を直接見せる」ものから透過式へと変更されているようですね。

さらにはフロントバンパー左右のエアインテークが大型化され、スピンドルグリルは「メッシュ一体型」となり、LC、LSと共通するデザインを採用しています。

リアはフロントに比べると現行との変化は小さく、リアバンパーサイドのダクトが強調されたほか、テールランプ形状が変更になり、やはりヘッドライト同様に「L字」の発光が透過式に。

下の画像は現行モデルで、これと比較するに、新型レクサスRCについて、テールランプは「部分的に出っ張ったり」しているところが「普通」な形状に改められ、ヘッドライトとも共通しますが(フロントはクリアランスランプが別体式だったり)、これは新型レクサスRCにおいて特筆すべき部分。

全体的な印象としては、細部で奇をてらうのではなく、全体的なプロポーションや、面の「うねり」を強調してきたようにも思います。
そして、各パーツを目立たせるのではなく、車体のデザインの中に組み込み、塊感を強調しているような印象ですね。

なお、レクサスによれば空力性能が向上しており、タイヤやサスペンション、エンジン特性やステアリングフィールにも改良の手が及んでいるとのことで、実際に運転してみるとけっこうな「フィーリングの違い」があるのかもしれません。

「RC F Sport」では、新しいFメッシュパターンほか専用の内外装が用意され、LC/LSにも共通するデザインの19インチアルミホイールを装着。
画像を見るとブレーキキャリパーは「ゴールド」のようですね。

新型レクサスRCのボディカラーは、新しく設定された「ネープルスイエローコントラストレイヤリング」「スパークリングメテオメタリック」含む11色。

レクサスはLCにおいても、欧州では専用色「フレア・イエロー」を採用したレクサスLCイエロー・エディション、北米でもイエローのボディカラーを持つLCインスピレーション・コンセプトを発表しており、「イエロー推し」な雰囲気も。
もしかするとハイパフォーマンスカー/グレードにおいては、「イエロー」をそのイメージカラーとして周知させたいのかもしれません。

新型レクサスRCのインテリアはこう変わった

インテリアだとヒーターコントロールパネルとオーディオパネルがヘアライン仕上げとなって質感が高くなり、ニーパッドが大型化。
コンソールにはLC同様のアナログクロックを採用していますが、これはレクサス内における「クーペ共通のアイデンティティ」をもたせたためだそう。

Fスポーツのインテリアだと、アルミやダークグレーヘアラインなど5色のオーナメントパネルを選べる、とのこと。
こちらの画像はF Sport専用色の「ブラック&アクセントマスタードイエロー」で、新型RCでは、これを含む7色のインテリアカラーが選択できるようですね。

レクサスRCは中古だと魅力的な選択肢

レクサスRCの現行モデルについて、その価格はRC350で6,086,000円~、RC300hで5,740,000円、RC300では5,300,000円~。
全長4,695ミリ、全幅1,840ミリ、全高1,395ミリという堂々たるサイズを誇るクーペ。
出力はRC300では245馬力(2リッターターボ)、RC350で318馬力(3.5リッターV6)となかなかにパワフルです。

なんといってもレクサスRCの魅力はその優美で力強いスタイルだと考えており、登場から4年が経過した今でも、街で見かけると目を奪われるほど(とくにリヤフェンダー)。
さらにはレクサスブランドというプレミアム性もありますが、「クーペ不遇」の時代にあって中古市場は比較的安価で推移している模様。

2014~2015年登録だと驚くことに300万円台で入手でき、誰がどう見ても「このクルマが300万円台だとは思うまい」という一台。
よって正直「レクサスRCは中古だと相当にお得」だと考えています。

加えて比較的年式も新しく、レクサスなので装備も充実していて壊れる心配もなく、かつ美しいスタイルを持ち、レクサスというオマケつき。
クーペの購入や、300万円台でイバリの効く中古車を探している人にとっては「これ以上ない」という選択肢かもしれません。

VIA:LEXUS

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