トヨタが公式に新型スープラをオークションへ出品。画像も公開
トヨタUSAが新型スープラの発売にあわせ、2019年1月19日にアリゾナにて開催されるオークション(バレットジャクソン主催)にて、「アメリカ第一号」のスープラを出品する、と発表。※スープラの発表自体は1/14
さらにこの落札代金は、9/11テロにおいて(軍人や消防士など、救助活動にあたり)負傷した人々とその家族の救済に充てられる、とのこと。
アメリカ第一号のスープラは「スペシャルカラー」
更にトヨタUSAは、この「アメリカ第一号」スープラのVIN(製造番号)が20201(2020年モデルの第一号)であることを明かし、ボディは特別塗装のマットグレー、ホイールはマットブラック、ドアミラーはレッドであると発表。
さらにこのスープラが特別であることを証明すべく、「アメリカでの納車一号」を示すカーボン製バッジが装着される、とのこと。
今回一枚だけその画像が公開されていますが、たしかにマットグレーのボディカラー、レッドのミラーが見え、そしてAピラーは「グロスブラック」のようですね。
その他画像からはレッドのバケットシート、結構高めに設定されたリアコンパートメントも判別できます。
アメリカでは「最初」と「最後」が好まれる
なお、欧米ではよく「生産もしくは納車第一号」がこういった感じでオークションに出品されることが多く、加えて「最後の一台」も人気の”プレミアム”。
そして非常に高い価格で落札されることが多く、これはちょっと日本では馴染みのない現象でもあります(強いて言えば、マグロの初競りがそれににているかもしれない)。
加えて、とくにアメリカでは「チャリティー」に対する意識が高く、いかにこういったチャリティーに対して費用を投じることができるかどうかでその人の評価が行われる場合があり、「自分が欲しいというだけではなく」、「他の人の役に立つべく」巨費を投じる傾向にあるようです。
これまでにはピンクビートル第一号がベースモデル価格の1.5倍で落札された例や、
シボレー・コルベット、フォード・マスタングの「第一号」が高額落札された例も。
さらに生産最後の「ダッジ・チャレンジャー・デーモン」と「ダッジ・ヴァイパー」が高額落札されたこともありますね。
そのほかもロールスロイス・ファントムの「最後」の一台、その後に生産された「最初」の一台がオークションへと出展されたり、マクラーレンも様々なチャリティーイベントに車両を提供していることでも知られます。
VIA:TOYOTA