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TRD”GR スープラ Performance Line CONCEPT”発表!航空機と同じ発想で「垂直面を大型化し直進安定性を高めた」

2019/02/09

純正の「寸足らず」なウイングレットがちょうどいい大きさに

大阪オートメッセが開幕し、TRDが予告どおり新型GRスープラのカスタムカー「GRスープラ Performance Line CONCEPT(パフォーマンスラインコンセプト)」を公開。

なんとなく事前の印象では「80スープラに近づけるのでは」という雰囲気ではあったものの、発表された実車はとくにそういったことはなく、A90スープラのデザインを更にアグレッシブに際立たせるカスタムパーツを装着しています。

GRスープラ Performance Line CONCEPT装着のエアロパーツはリアルカーボン製

現時点では「コンセプト」と銘打っているために装着されるパーツの発売可能性、価格は不明ではあるものの、TRDだけに「まず発売してくるのは間違いなさそう」。

装着されているエアロパーツはフロントスポイラー、サイドスカート、トランクスポイラー、ドアガーニッシュ、リアスパッツ。
「ドアガーニッシュ」はA90スープラならではのパーツですね。

トランクスポイラーはけっこう張り出しが大きく、かなり印象が変わるようです。

装着されるパーツは主に「カーボン製」。
ただ、実際の発売時にはカーボンを採用すると「非常に高価」となってしまうため、FRPやウレタンへ変更されたり、カーボン製パーツが発売されても「限定」となるかもしれません。

それぞれのパーツはGRスープラがもともと装着しているエアロパーツをさらに強調したようなイメージがあり、ノーマルでは「寸足らず」なイメージもあったウイングレットが大型化していますね。

これらエアロパーツについては「見た目の向上だけ」ではなく、さすがTRDだけあって実際に体感できる効果があるとのことで、特に高速走行時の安定感が向上している、とはTRDの弁。

「航空機の垂直尾翼と同じ発想」で、垂直面を大型化することによって直進安定性を向上させているようですね。

TRDでは、今回のGRスープラ・パフォーマンスライン・コンセプトについては下記の通り紹介を行っています。

意のままにコントロールを許容すること。
いかなる状況下でも安定感を失わないこと。
Performance Line CONCEPTは、
ドライバーが五感で感じるフィーリングに評価軸を置いて開発された。
空気に包まれストレスを感じることなく駆け抜ける。
TRDパーツ開発に一貫するコンセプトは、スープラに対しても貫かれている。


TRD

フロントスポイラーを下から見るとこう。
かなり幅が広いことがわかりますね。

なお、エアロパーツにはけっこうな「厚み」があり、純正のウイング形状とはかなり異なる印象ですね。

テールパイプはブラシ仕上げの高品質なものですが、これについては純正かどうかは不明(TRDからは何も情報が公開されておらず、純正のままなのかも)。

リアスパッツもかなり厚みのあるデザイン。
もちろん中は中空で軽量なのだと思われますが、見た目はかなり下に重心が移動した印象。

ホイールは19インチ鍛造。
ブレーキキャリパーはブレンボ製のはずですが、「あまり見かけないタイプ」。
新型キャリパーなのかもしれませんね(ただしパガーニ・ウアイラに装着される軽量タイプとも異なる)。

VIA:Automesseweb / TRD

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