| エンジンは80スープラの「2JZ」をティングルターボ化してスワップ |
ドリフトドライバー、斎藤太吾選手の新しいドリフトマシン「GRスープラ」。
エンジンは先代の80スープラに積まれていた2JZへと換装し ていることがトピックです。
なお、2JZへとスワップしたのはノスタルジックな理由ではなく、新型スープラに積まれるB58エンジンはまだ新しいためにチューニングパーツがなく、しかし2JZであればパーツはもちろん、チューニングに関するノウハウが確立されているから。
動画ではチューニングの過程も公開
実際にこのスープラに積まれる2JZは3,352ccへと排気量がアップされ、出力は800馬力にまで高められていますが、今回動画にて、その改造内容が公開されています。
まず、こちらはファクトリーに持ち込まれた新型スープラ。
カモフラージュ付きで、おそらくプロトタイプだと思われ、つまり今回のプロジェクトはトヨタのバックアップを受けているということになりますね。
外せるものはほとんど外し、サブフレームもスパっとカット。
エンジンは「ツインターボ」からシングルターボへ。
ドリフト専用車のため、大幅な鬼キャンに。
インタークーラーはフロントメンバーの幅ギリギリにまで拡大されています。
内装パーツも外され、シャシー全体は「レッド」から「ホワイト」にペイントされているようですね。
そしてシャシーダイナモで800馬力を発生していることをチェック。
前後フェンダーは大きくカットされてワイドトレッド化されていますが、この時点ではオーバーフェンダーを取り付けておらずに「ハミタイ」状態ですね。
そしてドリフト!
動画ではまさに「自由自在」に走る姿が見られます。
それでは動画を見てみよう
こちらが「ドリフト専用スープラ」の製造からテストまでを収めた動画、「Daigo Saito Builds World's First Drift Toyota GR Supra」。
そしてこちらがお台場でのデモ走行。
エンジンルームから発火しているものの、幸いなことに大事には至らなかったようですね。
こちらも当日のお台場「Monster Energy presents D1GP All Star Shoot-out」の様子。
VIDEO OPTIONによる、当日「第一部」の様子。
そのほかのバイクやクルマの走行風景も収められています。