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【動画】新型スープラは公称値の最高速"250km/h”よりも高い速度が出る?263km/hをマークし、さらにリミッターがなければ280km/hくらいはイケそう

2019/07/01

| あと1速を残した7速の時点ですでに最高速をマーク |

トヨタがスープラの馬力について「実際よりも控えめ」に表示していることはすでに報道されていますが、今回は最高速についても「実際よりも低め」の公称値を採用していたことが判明。

スープラはご存知のとおりBMWとの共同開発となりますが、そのBMWはドイツの自動車メーカー数社が取り入れている「紳士協定」によって最高速度を時速250キロに制限しています。

この紳士協定については、メルセデス・ベンツ、BMW、アウディが「安全のため」にそれぞれの製造する車両の最高速度を250km/hに制限することに合意したものですが、メルセデスAMG GTやアウディR8といった例外、そしてBMWでも「Mドライバーズ・パッケージ」を装着すればこの250キロリミッターを解除できる場合も。

なお、ポルシェ、アルピナはこの協定に参加しておらず、「いかなる速度域においても自社の製品に責任を持つ」という姿勢を持っている、ということになりますね。

ドイツの自動車メーカーの多くは「紳士協定」によって最高速が250キロに制限されている

そしてBMWと同じ工場で製造されるスープラもその例にもれず、その最高速は時速250キロに制限されているわけですね。

ところが今回公開された動画を見るに、なんとスープラは時速263キロまで出るようで、これは実に公称値の13キロ増し 。

ただ、スピードメーターに誤差があるのもよく知られるところで、日本だとその誤差の許容範囲は道路交通法第148条「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」にて、”10(V1-6)/11≦V2≦(100/94)V1”と決められているようです。

しかしこの数式に当てはめて計算するのもかなり面倒なので、おおまかには実際の速度に対して85%〜105%くらいの誤差になる、と考えておけば良さそう。

そして今回のスープラのスピードメーターについて、105%(つまり速度が高く表示)だとすると、逆算すれば実際の速度は250.47キロとなり、「ちゃんと時速250キロでリミッターが作動した」という可能性もありますね(このあたりはGPSを使用して速度を計測しないとわからない)。

なお、動画を見ると7速の段階で、レブリミッターに当たる前に最高速をマークしており、8速にシフトアップしても263キロのまま。

このままリミッターなしだと、「残すところ」から推測するに280キロくらいまでは出そうな雰囲気ですね。

VIA: L’argus via YouTube

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