| それを理解しているからこそ、おそらくほとんどのチューナーがLFAのカスタムには手を出さないのだと思われる |
加えて、生産わずか500台の希少車の価値をわざわざ損なうようなカスタムは考えられない
さて、ドイツのプライオア・デザインがレクサスLFAのバーチャルカスタムを公開。
なお、プライオア・デザイン(Prior Design)は「レンダリングを作成するデザイン事務所」ではなく、実際に過激なエアロパーツをリリースするチューニングパーツメーカー。
これまでにもメルセデスAMG、マクラーレン、ランボルギーニ、そのほかにもR35 GT-RやGRスープラなど日本車向けのワイドボディキットもリリースしています。
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実際にこのパーツが発売されるかどうかはわからない
プリオア・デザインは今回のLFA”カスタム”について実際に発売するともしないともコメントしておらず、よって実現性については全く不明。
ただしレクサスLFAは生産わずか500台という希少車であり、ノーマル状態ですでに芸術品の域に達しているため、一般にはLFAをカスタムする例は非常に「稀」。
これまでにもレクサスLFAのカスタム例は皆無ではないものの、その内容はローダウンやホイール交換、ラッピングなど「非常に小さい範囲」にとどまっているのもまた事実です(もともとの品質も高く、下手にいじると明らかに性能や美観が損なわれる)。
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プライオア・デザインによるレクサスLFA「ワイドボディキット」の内容はこうなっている
そして今回公開されたレクサスLFA「ワイドボディ」を見てみたいと思いますが、フロントでは「フロントフェンダー」「フロントバンパー」が変更済み。
ボンネットもダクト付きのものへと交換されているようですね。
サイドステップも交換されており、フロントとサイドには「スカート」つき。
リアフェンダーも「ワイド」へと交換されてウイング一体式構造へと変更されています。
リアバンパー、リアディフューザーも変更され、しかし「3連」マフラーはそのまま継続(これを変更するのは許されないことなのかもしれない)。
マルーンの「色違い」レクサスLFAも
こちらは色違いバージョンで、上の「ニュルブルクリンク・パッケージ」っぽいオレンジとは異なるマルーンを採用(このカラーはおそらく純正では採用されていなかったと思われる)。
ヘッドライト形状は純正同様ですが、その内部は(LEDデイタイムランニングランプ含め)微妙に変更されているようですね。
テールランプも外形はほぼ純正同様に見えるものの、やはり発光グラフィックが微調整されています。
なお、ホイールはランボルギーニ・ウラカンに純正採用されるデザインをモチーフとしている模様。
ちなみにこのヘッドライトやテールランプのデザイン、ボディ一体型リアウイングという特徴を見るに、これは最近人気のアーティスト、「Hycade」氏の作品だと思われます。
近年では、CGアーティストの製作したデザインが「実際に製品化」されることも少なくはなく、もしかするとプライオア・デザインはレンダリングアーティストとともに、製品の市販化に乗り出すのかもしれませんね。
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参照:priordesign