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GRスープラにMTが追加、RZマットホワイトエディションが50台のみ限定販売。8月20日まで抽選を受け付け、価格は789万円

GRスープラにMTが追加、RZマットホワイトエディションが50台のみ限定販売。8月20日まで抽選を受け付け、価格は789万円

| 現時点でGRスープラがどれほどの人気を維持しているのか不明だが、確実に応募は殺到しそう |

RZマットホワイトエディションはアメリカにて投入された「GR Supra A91-MTエディション」とほぼ同様

さて、トヨタ(TOYOTA GAZOO Racing=TGR)がGRスープラのマニュアルトランスミッション仕様に対し特別仕様車、「RZマットホワイトエディション(RZ“Matte White Edition)」を追加すると発表。

価格は789万円に設定され、限定台数は50台のみ、販売方法は「抽選」となっていて、抽選はWEB限定にて7月20日から8月20日まで受付け、その結果をもって9月から商談を開始する、とのこと。※納車は10月から

なお、GRスープラの発売当初にもマットグレー仕様(マットストームグレーメタリック / 24台のみ)が抽選販売され、その後中古市場では1700万円くらいで売られていたことがありましたが(当然ながら長期在庫となっていた)、今回のRZマットホワイトエディションにはどれくらいの人気が集まるのかはちょっと不明です。

ちなみに「限定ではない」RZのマニュアル・トランスミッション仕様車の価格は731万3000円に設定されており、希少価値や残存価値を考慮するならば、GRスープラのMT仕様を購入しようと考えた人が「どうせ買うならばRZマットホワイトエディションを」と考え、こちらに購入希望が集まるのかもしれません。

GRスープラ RZマットホワイトエディションはこんな仕様を持っている

今回発表されたRZマットホワイトエディションについて、ボディカラーは「マットアバランチホワイトメタリック」、インテリアは「タン」という組み合わせ。

これまでのGRスープラに比較すると上品な印象が強く、その点からも「これまでGRスープラに目を向けなかった」人も注目しそうですね。

GR-Supra-Matte-White-Edition (5)

シート表皮はもちろん本皮。

タンレザーは86「ブリティッシュ・グリーン・リミテッド」でも採用されていますが、なかなかに特別感がある、と思います。※このタンカラー内装はRZのみではあるが、オプション設定がなされている

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トランスミッションはMTのみの設定です。

GR-Supra-Matte-White-Edition (7)

RZマットホワイトエディション専用の装備として「おくだけ充電」も。

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そしてこちらもRZマットホワイトエディション専用のカーボンオーナメント(フロントが強調されたGRスープラのイラストがカッコいい)。

これまでの例から見ても、GRスープラの特別仕様車ではこの部分になんらかの変更が加えられることが多いように思います。

GRスープラには一部改良モデルも登場

そして今回のRZマットホワイトエディションにあわせ、GRスープラに一部改良が実施されることに。

トヨタによると「AVSの制御、アブソーバーの減衰特性チューニングにより、ロールバランス、乗り心地性を向上」「スタビライザーブッシュの特性変更により、操舵初期の応答性を向上」「シャシー制御系(AVS、EPS、VSC)の見直しにより、操舵フィーリング、限界域でのコントロール性を向上」といった点が今回のアップグレード内容として挙げられています。

そのほか、ボディカラーとしてボルカニックアッシュグレーメタリックとドーンブルーメタリックが追加されていますが、これら変更内容はすでに欧米にてアナウンスされた年次改良と同様だと考えて良さそうですね(ただし欧州に導入された軽量グレードの追加はないようだ)。

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さらに今回の変更内容を見てゆくと、「RZのみ、新デザインの軽量鍛造ホイール(プレミアムチタンダークシルバー)を採用し、1本あたり1.2kg軽量化」「RZ、SZ-RではJBLプレミアムサウンドシステムの音質を向上」、マニュアル・トランスミッション車については「コンピューターがドライバーのクラッチ、シフト操作に合わせて、最適なエンジン回転数になるよう制御するiMTを採用」「シフト操作時に自動ブリッピングし、ドライバーの意を汲んだスムーズで気持ちの良いスポーツ走行に貢献」「マニュアルトランスミッション専用の室内サウンドチューニングにより加速時の盛り上がりを演出」といったところにも言及されています。

GR-Supra-Matte-White-Edition (4)

ちなみにですが、GRスープラの「マニュアル・トランスミッション投入」についてはたぶんに新型フェアレディZの影響が大きいかと認識していますが、新型フェアレディZの発売・納車時期が世界的に遅れてしまったため、(トヨタにとっては幸いなことに)フェアレディZに大きく遅れることなく、ほぼ同時に「MTスポーツカー対決」がスタートすることになりそうですね。

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参照:TOYOTA

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