え？トヨタ「ティフェンダー」？プロボックス/サクシードをランドローバー・ディフェンダー風にカスタムするキットが登場、20万円でこのルックスに

｜　最近はこういった「お遊び」系カスタムが一般の人にも受け入れられるようになってきた　｜

メルセデス・ベンツ風、フォルクスワーゲン風、ランドローバー風、はたまたレトロ風など多種多様

さて、大阪は羽曳野のカスタムショップ、「ESB」が東京オートサロン2023に「トヨタ・プロボックス（＆サクシード）とランドローバー・ディフェンダーのマッシュアップ」、”ティフェンダー（TFENDER）”を出品すると発表。

これは同社のボディキット、CLS FOXを装着したものですが、FOX=化かすということで、ネーミングにおいても”化けカスタム”を表現しているのだそう。

化けカスタム第一弾はディフェンダールック

そしてこの化けカスタム第一弾がこのティフェンダーということになりますが、プロボックス＆サクシード用パーツ（160系）としてすでにパーツの受注が開始されており、内容としては「フロントバンパー（ボンネットパネル付属）90,000円」「リアバンパー60,000円」「ヘッドライトカバー25,000円」「テールレンズカバー25,000円」「シートカバー50,000円（ハイブリッドのみ）」「アームレスト片側21,000円」「リフトアップスペーサー40mm 55,000円」「アゲバネ30mm 50,000円（2WDガソリンのみ適合）」といった内容となっています。

見たところヘッドライトは「そのまま」で、レンズ上にディフェンダーっぽく見えるパーツを貼り付けることでこのルックスを実現しているようですが、リフトアップやタイヤ/ホイールを除くと20万円でこの外観を実現できるようですね。

なお、こういった「化け」カスタムは数年前から流行の兆しがあり、現行ジムニーが登場した際に「メルセデス・ベンツGクラス風」にコンバートするキットが多数登場したほか、フォード・ブロンコやランドローバー・ディフェンダー風に改造するものなど多数が登場しています。

近年では新車購入時にカスタムする例も

これらのほか、FLEXではハイエースやランドクルーザーをレトロルックに改造したり、プロボックスをゴルフ風にカスタムしたコンプリートカーを販売していて、これらは「新車」「中古」両方に対応し、新車購入時にこういったカスタムがなされたクルマを購入する人も多いもよう。

特に近年はキャンプブームもあってのことか、クルマも自分のライフスタイルに合わせて楽しむといった傾向が増加しているようにも見られ、ぼくとしては非常に好ましい動きだとも捉えています（クルマの楽しみ方は人それぞれだと思う）。

ちなみにですが、ESBは今後この「化けカスタム」を加速させると見え、ホンダN-VANをディフェンダー風にカスタムするキットも開発しているようですね。

合わせて読みたい、「化け」カスタム関連投稿

参照：ESB