| 営業車でおなじみのトヨタ・プロボックスがこんなにオシャレになるなんて |
さて、ランドクルーザーやハイエースの中古車販売で知られるショップ、「FLEX(フレックス)」。
2017年に中古車をベースにカスタム(リノベーション)するサービス、「リノカ(Renoca)」を開始していますが、今回はそのリノカの新シリーズとして、トヨタ・プロボックスをベースとした”ユーロボックス”を発表しています。
中古のプロボックスをベースにフロント周りをゴルフI風にカスタムし、さらにはオールペン、内装張り替えを施して約180万円~約250万円くらいという費用感です(ベース車によって価格が上下する)。
商用車ならではの使い勝手を重視
なお、フレックスがプロボックスを選んだのは”タフで使いやい実用的な車”だからだとされ、その例として「一列目の座席リクライニングは、営業中の仮眠仕様」「1リットルパックを差し込めるホルダー」「コンビニフックの位置は、吉野家の牛丼を3つ重ねで安定して吊り下げられる」ということを掲げています。
インテリアはこんな感じでチェックへとオシャレに変身。
ちなみにボディカラーはグレー、ベージュ、ブルー、ブラック、ホワイト、レッド、カーキが揃っており、独特の世界観を構築しているようですね(フレックスでは、一部を除いてレトロなボディカラーを採用することが多いようだ)。
FLEXでは多数のランドクルーザーベース「リノカ」を提案
なお、フレックスではこのユーロボックスに先駆けて多数のリノカーを提案。
ぼくの自宅の近くに2店舗ほど軒を構えているせいか近所でも見かけることが多く、ここでその一部を見てみましょう。
アメリカンクラシック
まずこちらはランドクルーザー・プラドをベースとした「アメリカンクラシック」。
光岡自動車が最近「アメリカンSUV」っぽい”バディ”を発表して話題となりましたが、同じ路線だと言えるかもしれません。
106
こちらは100系ランドクルーザーベースの「106」。
60系ランクルをイメージしているものの、フューチャー的要素も取り入れています。
PHOENIX
80系ランドクルーザーをベースにした「フェニックス」。
TOYOTA文字入りのフロントグリル、そしてツートンカラーがいい感じですね。
WONDER
80系ランクルを60系風に巻き戻した「ワンダー」。
このワンダーの開発時には「リノカ」というブランドも存在しない4年前だったそうですが、これがリノカの出発点だと言えそうですね。
ライトブラウンのスモークガラス、アイボリーのルーフが超レトロです。
COLOR BOMB
ランドクルーザー・プラドベースの「カラーボム」。
ほかのランクルカスタムとは打って変わってのビビッドなカラー、そしてルーフラックやリムプロテクター、オーバーフェンダーといったワイルドな装備が特徴です。
なお、ヘッドライトは「角目」も選べるとのこと。
ハイエースもこんなにオシャレに
そしてフレックスが最も得意としているであろうハイエース。
どういったラインアップがあるのかを見てみましょう。
まずはナローボディをベースとした「コーストライン・ナロー」。
丸目も選べるようですね。
こちらはナローではない「コーストライン」。
イメージはシェビーバンだそうですが、ちょっとやさしい顔つきになる丸目も選択可能です。
参照:FLEX