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【動画】カワサキがまたやった!バイク用ハイブリッドを開発し市販化を示唆。「航続距離が短い」電動バイクの問題を解決できるか

カワサキがハイブリッド技術を開発中

| 反面、「2つの動力源が」1台の中に存在し、大きく重く、高くなるのは間違いない |

さて、カワサキが将来的なバイクの技術として「ハイブリッドシステム」を採用する意向を発表。

現時点ではどういったバイクに、どういった構造やバッテリー容量を持つシステムを搭載するのかは不明です。

なお、現在のところバイクにハイブリッドシステムを積む例はほぼ無いと思われ、ここは「スーパーチャージャー」搭載や、250ccに4気筒を復活させるという、独自路線を歩むカワサキらしいところでもありますね。

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多くのバイクメーカーは「ピュアエレクトリック」を目指しているが

なお、今の時点では既存(BMWやハーレーダビッドソン、ヤマハ)・新興バイクメーカーともに、ハイブリッドよりもピュアエレクトリックを目指すのが大きなトレンド。

その理由としてはいくつかあるのだと思いますが、「バイク」というサイズや重量的制約が(4輪車に比較して)厳しい乗り物において、「燃料タンク+エンジン+給排気系」、そしてさらに「バッテリーとインバーターやモーター」を(スペース的にも、制御的にも)同居させることが非常に難しいのかもしれません。

加えてコストについてもそのぶん高価なものとなってしまい、であれば最初からエンジンを捨てたほうがシンプルにでき、設計そしてコスト的にも「そのほうが合理的」という判断なのだろうとも思われます。※それでもバッテリー価格が高止まりしているせいで、”販売できる”価格を念頭に設計すると、一回の充電あたり航続可能距離が短すぎる

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カワサキのハイブリッドバイクはこういった使い方を想定している

そしてカワサキの「ハイブリッド」バイクですが、高速道路ではガソリンエンジン、街なかではエレクトリックモーターのみ、ワインディングでは両方を使用したハイブリッドパワーにて走行するというイメージ。

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たしかに合理的ではあるものの、街なかをエレクトリックモーターのみで走行するとなると相当量のバッテリーを積む必要があり、そうなれば車体も重くなって運動性能をスポイルしたり、そもそも高価で「買う理由が見当たらないバイク」となる可能性も。

ただし、もちろんカワサキはこのハイブリッドシステムを「最適解」だと判断しているのだと思われ、ガソリンエンジン稼働中に「充電」を行ったりする(それでバッテリー容量を小さくする)等の対策を講じているものと思われます。

カワサキのハイブリッドシステムは「シングルギア」?

今回カワサキは動画の最後の方で、プロトタイプと思われるハイブリッドシステム搭載バイクを公開していますが、あちこちのコメントを見るに、「トランスミッションを持たず」ガソリンエンジンは6速トップギアに相当する固定ギア比のみで駆動され、1~5速をエレクトリックモーターが補うんじゃないかという見方が大半。

たしかに動画では、最初はモーター、そして高回転になるとガソリンエンジンが始動しているようにも見え、上述の通りのシステムだと「トランスミッション分の重量とスペース、コストを削ることができ」、そのぶんをエレクトリックモーターやバッテリーに費やすことができそうですね。

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カワサキのハイブリッドシステムを紹介する動画はこちら

参照:Kawasaki Motors, New Atlas

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