| さすがヒュンダイのプロモーションにかける意気込みはハンパない |
短編CM動画はなかなかの仕上がりに
さて、ヒュンダイ(ヒョンデ)がスパイダーマン最新作「スパイダーマン:ノーウェイ・ホーム」にて、同社の電気自動車「アイオニック5」とSUV「ツーソン」を登場させ”ハリウッドデビューを飾ることになる”と発表。
同時にスパイダーマンとのコラボレーションによるプロモーション動画を公開しています。
なお、これまでスーパーダーマンシリーズにはアウディが登場していたものの、今回はヒュンダイがアウディに取って代わるということを意味しており、さらにヒュンダイはマーベル作品複数とのコラボレーションも発表済み。
つまりはそうとうなコストを投じてプロモーション活動を行うことになりますが、かねてよりヒュンダイは「トヨタの数倍の」広告宣伝費を使用してきた、とも報じられていますね。
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プロモーションムービー「Only Way Home」を見てみよう
そして今回の動画はシリーズのタイトルになぞらえて「オンリー・ウェイ・ホーム」と題されていて、その出来はなかなかのもの。
というのも、このスポットCM動画の作成はスパイダーマン3部作の監督であるジョン・ワッツ氏が手掛けたといい、その世界観をうまく表現し、かつ本編に繋がる内容を描き出しています。
そこでその動画ですが、まずは郊外のモーテルで漫然とテレビを見ているピーター・パーカー。
テレビでは「ピーター・パーカーは犯罪者であり、姿を表さないのがその証拠だ」とまくしたてています。
そして「今こそ汚名をそそぐときだ!」とピーター・パーカーは一念発起。
勢いよくモーテルを飛び出し・・・。
糸を放つものの、高層建築がないのでどうにも移動できず。
そしてトボトボと道を歩き出すわけですね(自らスパイダーマンのテーマを歌いながら)。
そこで後ろからやってきたのが・・・。
ヒュンダイ・アイオニック5。
そして運転しているのは親友のネッド。
「なんでここにいるとわかったんだ?」と聞くピーター・パーカーに対し、ネッドは「(スパイダーセンスではなく)ネッド・センスさ」と答えます。
そしてヒュンダイ・アイオニック5に乗り込むピーター・パーカー。
ヒュンダイはさりげなくアイオニック5の機能を宣伝
そしてこの動画の秀逸なところは、さりげなくその機能を宣伝しているところ。
たとえば「ニューヨークまで300マイル」、つまり300マイル以上の航続可能距離を持つことをアピール。
そしてアイオニック5の特徴でもあるデジタル・ピクセル・テールランプも大写し。
ヘッドライトも同様です。
さらにはカーナビに(ニューヨークの)住所を入力する様子も。
ヒュンダイ・モーター・カンパニーのエグゼクティブ・バイス・プレジデント、グローバル・チーフ・マーケティング・オフィサー、カスタマー・エクスペリエンス部門の責任者であるトーマス・シェメラ氏によれば「今回のコラボレーションによって、我々は大きなマーケティング効果を期待しています。このエキサイティングな映画と、主人公たちが演じるストーリーの重要な場面に2台の車が登場することで、世界中の何百万人もの視聴者の心を躍らせることができるでしょう」とコメントしており、本編での活躍も期待できますね。
「ヒュンダイ×スパイダーマン」プロモーション動画はこちら
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参照:HyundaiUSA