| 今回はミッションEクロスツーリスモ風のエアロパーツ装着 |
昨年より何度か目撃されている、ポルシェ・タイカンの「ワゴン版」、タイカン・クロスツーリスモのプロトタイプが目撃に。
これは「ミッションEクロスツーリスモ」の市販モデルということになりますが、正式名称については今のところ不明です(当初の予定では2020年にタイカン・クロスツーリスモとして発表され2021年から生産されると言われてきたが、ミッションEクロスツーリスモに比較して車高がかなり低くスポーツカー寄りでもあるため、タイカン・スポーツツーリスモを名乗るのでは、とも言われている)。
名称はやっぱりクロスツーリスモ?
なお、今回のプロトタイプはこれまでに目撃された個体とは異なり「フロント〜サイド〜リア」にエアロパーツが取り付けられているのが特徴で、これは「ミッションEクロスツーリスモ」に装着されていたのとよく似た形状を持っています。
そう考えると、やはり「スポーツツーリスモ」ではなく「クロスツーリスモ」という名称にて発売されるのかもしれませんね。
これまで目撃されていたタイカン・クロスツーリスモのプロトタイプは主に冬季テストに供されていたもので、しかし今回は場所がニュルブルクリンクということもあり、ハンドリング含む高速走行テストを行っているものと思われます(ホイールもこれまで見られたディッシュではなく、スポーティーな5本スポーク)。
ルーフはかなり低く見え、リアウインドウの傾斜は「クーペ的」。
今回のスパイフォトは比較的画像品質が高く、前後フェンダーアーチにはおそらく樹脂製と思われるクラディングが装着されていることもわかり、「樹脂製クラディング+エアロパーツ」という一見相反するパーツが(ミッションEクロスツーリスモ同様)一台の中に同居するということに。
リアから見るとさらにその特徴的なデザインがよくわかり、リアウインドウの上下はもちろん、左右にもかなり狭く、つまり後ろにゆくにつれキャビンが中央に向かって絞り込まれているということを意味します(そのためリアシートは2人乗りのみかも)。
さらにはリアフェンダーが相対的に張り出しているように見え、なかなかにアグレッシブな印象を放つワゴンとなりそうですね。
参照:Motor1