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ヒュンダイがホンダ・シビック・タイプRを追撃!スパルタンな「i30 Nオプション」を発表

2018/10/04

| ヒュンダイ”N”がFF最速伝説に殴り込み? |

ヒュンダイがパリ・モーターショーにて、「i30 N オプション」を公開。
これはヒュンダイの5ドアハッチバック「i30」を同社のハイパフォーマンスカー担当部門「N」がチューンした「i30 N」に25以上ものオプションパーツを組み込んだもの。

ヒュンダイいわく、これは「Nブランドの次の次元を示す」クルマだとしており、20インチホイール、カーボン製リアウイング、カーボン製フード等を装備しています。

ヒュンダイ「i30N」はフォルクスワーゲン・ゴルフGTI顔負けのパフォーマンスを発揮する

ヒュンダイはそのハイパフォーマンスブランド「N」についてはBMWから多数の人材を引き抜いて開発を行っており、現在のところ「i30 N」、そして「ヴェロスターN」を発売。
とくにi30 NについてはゴルフGTIよりも楽しく、かつパフォーマンスが上だと宣言していて、実際に様々な比較動画ではi30Nが圧勝する結果に。

i30N自体は2リッターターボエンジンを搭載して275馬力を発生し、トランスミッションは6速MTのみ、0-100キロ加速は6.2秒。
加えて電制デフ、電制サスペンションを持つなど高度な制御を行っていることが知られていますが、そのうち「FF最速」に名を連ねるのかもしれません。

なお、これについてはヒュンダイがスゴいというよりはBMWから引き抜いたエンジニアたちの仕事っぷリを評価すべきだと考えていて、おそらくそのエンジニアたちは高額の報酬と引き換えに「異常なプレッシャー」にさらされていると思うのですね。

よって常に「結果を出さないと(ビルの屋上から飛び降りなくてはならないほど)ヤバい」という環境に置かれていると思われ、何が何でも「N」のパフォーマンスを高める必要があるのだろう、と考えています。

ちなみに、ヒュンダイ「N」がこれまで用いてきたイメージカラーは「パフォーマンスブルー(下の画像)」。
ですが今回発表されたi30 Nオプションのボディカラーはグレーであり、このあたりの意図は不明です(”オプション”グレードにはグレーを採用するのか)。

とにかく、この「i30Nオプション」について、ヒュンダイは”近いうちに”発売すると語っており、実際に登場すればホンダ・シビック・タイプRをも脅かす存在になるのかも。

なおインテリアも通常のi30 Nとは異なってさらにスパルタンな仕様へ変更されていますが、アルカンターラにブラックレザー、そしてレッドのアクセントにカーボンファイバーのトリムなど「本気仕様」。
シートのサイドサポートは市販車とは思えないほどに張り出していて、見ただけで「相当なポテンシャルを秘めている」ということを感じさせます。

まかり間違ってもぼくが韓国車を購入することはありませんが、世界中でこれだけ評価(ヤラセでなければ)されており、かつ実際に高いパフォーマンスを持つとされるクルマであれば、「一度は運転してみたいものだ」とも考えてしまいます。

 

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