| とりあえずブライトリング ナビタイマー・ヘリテージを買ってみた |
さて、先日アップした「あとこれだけは買っておきたい腕時計5選」ですが、そのうちの「ブライトリング ナビタイマー(BREITRING NAVITIMER)ヘリテージ」を購入。
ムーブメントはブライトリング自社製の「ブライトリング13(COSC認定クロノメーター、ETA7750の改良版)」、1/4クロノグラフ、30分計、12時間計といった構成です。
ブライトリング・ナビタイマーシリーズは相当に種類が多く、「ナビタイマー01」「ナビタイマー01 46MM」「ナビタイマーGTMT」「ナビタイマー」「オールドナビタイマー・ジャパンエディション」「ナビタイマー・ワールド」「ナビタイマー1884」「ナビタイマー46MMブラック」「ナビタイマー1」「ナビタイマー8」等。
過去には24時間表示を持つ宇宙飛行士向けのモデルもありましたね。
あえてパンダ文字盤を避けた理由
そんな数あるナビタイマーですが、今回「ナビタイマー・ヘリテージ」を選んだのは、スモールダイアルがメインダイアルと同色なのはこのモデルのみだったから。
他のナビタイマーは基本的に「パンダ文字盤」、つまり黒文字盤に白いスモールセコンドが基本。
ただ、それだとちょっと(目立って)使いづらいかと考えてこの「黒っぽい文字盤」を選択しています。
腕時計単体だと格好よく見えても、実際に腕につけてみると「イマイチ」なものもあって、ぼくの場合、それは「パンダ文字盤」。
なぜかあまりパンダ文字盤が自分(というか自分が好んで着る服)に似合わないようで、よってそれに気づいてからパンダ文字盤は避けるようにしています。
なお、「スニーカー」も似たような部分があり、スニーカーだけをみるとイケてるのに、実際に履いてみると「あれ?」ということってありますよね。
ブライトリング・ナビタイマー・ヘリテージはこんなケースに入っている
まずケースはこんな感じ。
ゴッツイ外箱に豪華な内箱入りで、この内箱は旅行などに持ってゆくことを想定してるようですね。
こちらは保証書や取り扱い説明書など。
電子式保証書。
厚みのある電卓のような感じ。
こちらはクロノメーター保証書。
ブライトリング・ナビタイマー・ヘリテージを見てみよう
ブライトリング・ナビタイマー・ヘリテージの文字盤には「EDITION SPECIALE」の文字。
一応ナビタイマー・ヘリテージは「スペシャルエディション」という位置付けで、ブライトリング曰く「ナビタイマーの古い歴史を讃えるモデル」。
なおベルトはカーフを選択。
ブライトリングというとコマがナナメになったメタルベルトが人気ではありますが、そのメタルベルトも実際に腕にはめてみるとちょっとイメージと違うという場合があり、いくつか試着して見た中でカーフストラップを選択しています(付け替えるのが前提ということもある)。
腕時計の試着というのは本当に重要で、時計を購入して置いておくことが目的でなければ、実際に試着してみることを強烈におすすめ。
ものすごく欲しかった腕時計でも、試着してみると一気に購入意欲が削がれる場合があり、その逆も然り。
腕時計はやはり「身につけてなんぼ」で、実際に身につけた時に格好よく見えないと意味はなく、そのためにも試着はしておくべきだと考えています。
ただ、ぼくとしては「カーフ」がベストだと考えているわけではなく、のちにNATOストラップ、もしくはナビタイマーのケース自体のボリュームを考えると「レザーを使用した」NATOタイプのストラップに交換する可能性が大。
もしくは、ちょっとハズして「ミラネーゼ」ブレスレットもアリか、と考えているところ。
全体的にみると、かなりレトロな雰囲気があり、というのも1952年の登場以来デザイン的なモデルチェンジを経験していない腕時計なので当然でもありますが、とにかくクラシック、という印象ですね。
ぼくの持つ腕時計の中ではおそらくもっとも「普通」だと思われます。
なお、モデルチェンジしていない、というのはメルセデス・ベンツGクラスのように、モデルチェンジする必要がなかった、とも言えますね。
ブライトリング・ナビタイマー・ヘリテージのベルトをさっそく変えてみた
そして早速ナビタイマー・ヘリテージのベルトを交換。
ぼくはもともとブラックのレザーストラップが好きではないので、とりあえずベルトを交換することに。
色の薄い、ちょっと厚めのレザーストラップ。
こちらはNATOベルト。
ぼくはいままでに相当数の腕時計を購入してきて、都度ストラップも交換してきたので、それなりの「在庫数」、そしてベルト交換や、メタルブレス調整用の工具も保有しています。
今回はそんな中から、いくつかナビタイマーに合いそうな、そしてサイズの合うものを選んできたわけですね。
そしていくつか付け替えてみた中で、とりあえず今回はNATOベルトに決定。
もともと気軽に普段使いしようということでブライトリング・ナビタイマーを購入したということもあり、このほうがぼくの考える本来のナビタイマーに近い、と考えています。
ちなみにナビタイマーは意外と小さく(41ミリ)、オーデマピゲ・ロイヤルオーク・オフショアクロノ(44ミリ)と並べるとこんな感じ。
画像で見ると「さほど」なような気もしますが、肉眼で見るとかなりサイズに違いがあります。
腕時計にはいくつかのタイプが存在する
なお、腕時計のデザインにはいくつか種類があり、ひとつはベル&ロスのように視認性を重視し、インデックスが大きく、そしてシンプルなもの。
この場合は「時間を読み取る」ことが最重要課題なので、余分な要素は省かれている、ということに。
もうひとつはこのブライトリング・ナビタイマー(そしてオメガ・スピードマスター、ロレックス・デイトナのように)計測機としての役割が与えられているもの。
その場合は「計測する」ことが目的になるので、こんな感じで目盛りや表示が細かくなるわけですね。
どちらが良い悪い、というよりは好みの問題ですし、合わせる服にもよりそうで、このあたりは好きなタイプを選ぶと良いかと思いますし、できればTPOや服装によって使い分けることができるよう、数種類の腕時計を持っておくのがベターかもしれません。
今回のブライトリング・ナビタイマー・ヘリテージについては「傷を気にせず使い倒す」ことを考えていて、ベル&ロスBR01のようにガシガシ使おうと考えています。