| ステアリングではなく左右タイヤのトルク差で曲がるらしい |
さて、世の中にはとんでもない人々がいるもので、今回はロシアのシャープ(Sherp)なるクルマでマクドナルド等のドライブスルーを訪問したユーチューバーが登場。
ちなみにこのシャープは合法に道路を走ることができないものの、このユーチューバー、Rich Rebuilds氏が動画内で語るには「申請を行ってる」とのこと(それでも合法なのかどうかはわからない)。
こんなクルマが走っていたら誰でも驚く
そこでまず氏はダンキンドーナツのドライブスルーへ。
「なにか色々とおかしい」バランスですね。
奥へと進むものの・・・。
ウインドウが開かないので、結局クルマから降りて買いに行くことに。
ひとまずは無事にドーナツをゲット。
なお、このシャープにはステアリングラックが装着されておらず、右折や左折は「左右のタイヤの回転数差」で行なうとのことで、つまりは戦車と同様ということになりますね。
ちなみに車体後部はこう。
座席というものは存在しないようです。
その後はショッピングセンターを訪れますが、中央分離帯も難なく乗り越えてゆきます。
なお、このシャープは水に浮くこともでき、フィンのようなものが付いたタイヤでもって「水を掻き」、自力航行も可能なのだそう。
マクドナルドのドライブスルーにも行ってみた
さらにその後にはマクドナルドのドライブスルーへ。
とにかく異様な風体ですね。
他の車との比較だと、かなり短いということもわかります。
マクドナルドでも「窓がない」ために受け取りができず、いったん降車することに。
そして窓口で受け取って・・・。
乗り込んで・・・。
フロントハッチを閉じます。
帰りにはガソリンスタンドにて給油。
ものすごい人気で、人がワラワラと集まってきます。
公道では何かと不便そうなクルマではありますが、極限の環境下においては、これ以上に頼りになるクルマはほかに存在しないかもしれませんね。
多目的車両「シャープ」の動画はこちら
まずこちらが、上で紹介した「シャープでドライブスルーに行ってみた」動画。
一方、こちらはシャープによるプロモーション動画。
災害救助に活躍する、カッコいいシャープの姿が描写されています(ロシアだと、本当にこういった車両が必要となる場面も多そう)。
参照: Rich Rebuilds, SHERP