こんなに簡単に350km/hを出せるとは・・・。借りてきたリマック・ネヴェーラがあっさり公称最高速を記録、さらにはブガッティ・シロンを軽く超える驚愕の加速を見せる【動画】

｜　リマック・ネヴェーラがここまでの性能を持つことにも驚かされるが、真に驚くのは「おそらくは誰でも簡単に」これができること　｜

近年のハイパーカーやスーパーカーは「普通に乗れて」しかも恐ろしく速い

さて、限定150台、その価格は約3億円というピュアエレクトリックハイパーカー、ネヴェーラをアウトバーンの速度無制限区間にて走らせたユーチューバーが登場。

このユーチューバー「オートマトンTV（Automann-TV）」は、サーキットなど特殊な環境ではなく、もっとも現実的な環境において新型車のテストを行うことをモットーとしており、よって今回も「普通に」アウトバーンを走らせることとなっています。

このリマック・ネヴェーラは4つのエレクトリックモーターと120kWhのバッテリーパックを搭載して1,914馬力を発生し、0-100km/h加速1.85秒、ゼロヨン8.582秒という「世界最速」のハイパーカーで、すでにいくつかの記録を達成していることも報じられています。

リマック・ネヴェーラの真価は「誰にでもその性能を引き出せること」

そして今回オートマトンTVは納車されたばかりのリマック・ネヴェーラを調達してアウトバーンへと挑むことになりますが、時速100キロから200キロまでの加速はなんと2.88秒を記録しており、これは同メディアが以前にテストを行ったブガッティ・シロン・スーパースポーツの3.5秒よりも遥かに速いタイムです。

一般にEVは初期の加速に優れるため、ゼロから100km/hまでの加速が速いことには驚かないものの、そこから先は（一般的に）ガソリン車のほうが速いことが多く、しかしネヴェーラの場合は”ガソリン車最速”の部類であるシロン・スーパースポーツを軽く凌駕する加速を見せることに。

そしてさらに驚かされるのは200km/hから300km/hまでの加速に要したのがわずか6秒、そして最高速はメーター読みで348km/h（GPSを使用した計測では330.8km/h）を記録したこと。

ちなみにリマック・ネヴェーラは412km/hを記録して「最速EV」に認定されたことがありますが、この速度は（車両そのものはノーマルながらも）リマックによってリミッターが解除され、さらにはミシュラン・カップ2Rタイヤ（公道走行可能）を装着し、ミシュランのエンジニアがタイヤに問題がないことを確認し安全に走行できるという判断のもとに達成された記録です。

ただし公道では「つねに理想的なコンディションで走行できるとは限らないため」リマックはネヴェーラの最高速を352km/hに制限しているわけですが、今回のチャレンジではそのリミッターのほぼギリギリである速度にまで達していて、さらにこれを「借りてきたネヴェーラで、いきなり公道に出て」達成していることに二度びっくり。

つまりリマック・ネヴェーラはとんでもないポテンシャルを持つばかりか、その性能を「誰でも簡単に」開放できるだけのドライバビリティを持っているということになりそうです。

リマック・ネヴェーラがアウトバーンにて驚異の加速と最高速を見せる動画はこちら

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参照：Automann-TV