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まさかのまさか。スウォッチとオーデマピゲ「ロイヤルオーク」とのコラボ「ロイヤルポップ」登場の可能性が浮上、5月16日になんらかの発表があるようだ

スウォッチとオーデマピゲ「ロイヤルオーク」とのコラボ腕時計、ロイヤルポップのティーザー画像

Image:Swatch

| ボクは現オーデマピゲのCEO、イラリア・レスタ氏は「消費されてしまう文化」に興味はないと考えていたが |

一方、前CEO時代であれば、このコラボは「ありえた」だろう

さて、オメガそしてブランパンとのコラボを行ってきたスウォッチですが、なんと今回オーデマピゲとのコラボレーションを行う可能性が浮上しています。

というのもスウォッチが公式SNS(インスタグラム)にてロイヤルオークを思わせるロゴを使用したティーザー画像を公開しているためで(オーデマピゲ側は反応していない)、もし「スウォッチとオーデマピゲ(ロイヤルオーク)とのコラボレーションが実現すれば「大変なこと」になりそうです。

ちなみに「Royal」のロゴは「Royal Oak」のRoyal部分そのまんま、そしてその後に表示される「Pop」は「Royal Oak」の「Oak」部分のデザインをその雰囲気のまま転用したものなので、コラボ製品が登場するのであれば「ロイヤルポップ(Royal Pop)」という製品名になるのかも。

スウォッチとオーデマピゲとのコラボレーションはありうる?

なお、スウォッチとオメガ、そしてブランパンとがコラボレーションを行ったのは「それらが同じグループだったから」。

参考までに、スウォッチグループ(世界最大の時計グループでもある)は以下のブランドを傘下に収めています。

  • ブレゲ
  • ブランパン
  • グラスヒュッテ・オリジナル
  • ジャケ・ドロー
  • ハリー・ウィンストン
  • オメガ
  • ロンジン
  • ラドー
  • ユニオン・グラスヒュッテ
  • ティソ ハミルトン
  • ミドー
  • サーチナ
  • スウォッチ
  • フリックフラック
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オーデマ ピゲは「独立系」ブランドである

そかしながらオーデマ ピゲはスウォッチグループに属さず、現在も創業者一族が経営する非上場の「独立系腕時計メーカー」。

ただしCEOは一族ではなく「外部から招き入れる」ことが多く、現イラリア・レスタCEO(2024年〜)は腕時計以外の「化粧品業界から」。

参考までに、前CEOのフランソワ=アンリ・ベナミアス(2012年〜2023年)はサブカル好きとしても知られ(ゴルフ関連ビジネスから腕時計業界に転身)、「スパイダーマン」「ブラックパンサー」「カウズ」その他様々なキャラクターやブランド、ゲームモチーフの腕時計などを展開してきましたが、こういった「コラボ好き」な背景には、ゴルフ業界にて「プロゴルファーとのタイアップ」にて成功を収めた経験があるからだと言われています。

オーデマピゲ

実際のところ、教えていただいた情報によれば、オメガとスウォッチとのコラボ製品(ムーンスウォッチ)登場時、フランソワ=アンリ・ベナミアスCEO(当時)はこれに対して好意的な意見を示したそうですが、現CEOのイラリア・レスタ氏はコラボあるいはポップ路線を好まず、より高級、よりサステナブルな方向へと向かっており、「消費される文化」にはあまり興味を示していない、とぼくは捉えているわけですね。

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ただしオーデマピゲも「変わりつつ」ある

ただ、オーデマピゲもイラリア・レスタCEOのもとで変化を迎えつつあり、路線としては上述の通り「超高級+サステナブル」。

その手法のひとつとして「柱を増やす」ことを考えており、しかし全体の生産数を増やさずに「柱」を細分化するという手法を用いていて(このあたりはフェラーリと同じである)、ロイヤルオークに加えてCODE 11.59の販売比率を増加させ、つい最近だと「NEO FRAME」を投入したばかりです。

つまり、ロイヤルオークの生産本数が減らされ、代わりにほかモデルがその穴を埋める形になって「全体の」生産本数を維持しているのですが、これは長い目で見たときに「ロイヤルオークのみに頼る販売手法は危険である」という判断なのかもしれません。

オーデマピゲ ロイヤルオーク「プライド オブ ジャーマニー」正面

一方でラインアップ全般が高額化すれば「購入できる人」が減ってしまい、これまたブランドの衰退を招く要因となってしまうものの、それを防ぐべく、つまり「次世代の顧客を育てるため」オーデマピゲはいつくかの新しい試みを導入していて、そのひとつが「150周年記念漫画」の公開。

これはオーデマピゲの歴史をより広く知ってもらうための内容で、しかし「タイムスリップもの」というこれまでのオーデマピゲだと考えにくいものでもあったのですが、広い視点で見るならば、これは「長期的展望に立って顧客を育成する手段のひとつ」なのかもしれません。

そう考えるならば、「スウォッチとのコラボ」もまた、ファンの裾野を拡大し、そこで獲得したファンが「長い時間をかけて」オーデマピゲの顧客になるように育成してゆく手法のひとつなのだとも考えてよく、しかし現時点では今回のティーザー動画が何を意味するのか、今しばし待つ必要がありそうですね。

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参照:Swatch(Instagram)

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