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VWが毎年恒例の「GTI祭り」に380馬力のゴルフGTI、400馬力のゴルフRを出展。このまま市販して欲しいレベル

2019/05/31

| 製作したのはフォルクスワーゲンの実習生 |

フォルクスワーゲンが38回目の「GTIギャザリング(GTI集会)」にて2台のコンセプトカーを公開。

これらはそれぞれ「エステート・ファイターR」と「GTIオーロラ」と命名されていますが、毎年恒例となる「フォルクスワーゲンの実習生たちによって作られたワンオフモデル」。

なお、両車とも内外装そしてエンジンに大幅なアップデートが施されています。

ゴルフGTI「オーロラ」はなんと出力390馬力

3ドアハッチバックの「GTIオーロラ」のボディカラーはナルドグレーをベースに、ディープブラックパールエフェクトとミントグレーのアクセント。
これらはラッピングではなく、「ハンドペイント」によって仕上げられているそうです。

フロントには大振りなスポイラー、リアにはさらに巨大なウイングが装着されていますね。

2シーター化されたうえで後部にはロールバーが組まれ、3500Wの出力を持つオーディオシステムもインストール。

さらにこのオーディオシステムにはホログラムモジュールも埋め込まれ、様々な情報を表示可能、とのこと。

なお、気になるエンジンは2リッター4気筒ターボのままなるも出力は380PSにまでパワーアップ。※GTI最強モデル、「TCI」でも290馬力
「GTI」なのでもちろんFFとなりますが、FFで380馬力と聞くと「大丈夫か」と思ったり(実習生の製作とはいえど、メーカー直系カスタムなので大丈夫だと思う)。

「エステート・ファイターR」はワイドボディ、400馬力

そしてもう一台の「エステート・ファイターR」のベースは4WDのゴルフR。
ファイターの名から想像できる通り、ワゴンボディながらもサーキット走行を前提にカスタムされており、こちらの出力は400馬力。

ちょっとわかりにくいものの前後フェンダーは片側3センチづつワイド化され、ルーフとグリルにストロボが埋め込まれているのが外観上の特徴となっています。

エステート・ファイターRのボディカラーもやはりナルド・グレーをベースにしており、車体後半はクリスタルシルバー、アクセントはミサノレッドとピアノブラック。

ミサノレッドはドアミラーのほか、フロントグリル、フロントスポイラー、サイドスポイラーに使用されており、これがなかなかにレーシーな雰囲気を出している、と思います。

見たところホイールは「センターロック」のようで、かなり本気仕様の一台だと言えそうですね。

なお、ルーフ上のバーには360度カメラが仕込まれていますが、その走行の様子はVRゴーグルに送られ、クルマに乗っていなくてもサーキット走行を体験できる、という仕掛けを持つようですね。

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