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年一回のゴルフ祭りに登場したエッティンガー、そしてVW純正チューンドカー。405馬力のGTIも

2018/05/11

| 年に一度のゴルフ祭りはチューンドゴルフの祭典でもある |

年一回開催されるフォルクスワーゲン・ゴルフ祭り、”Wörthersee”。
多くのゴルフファンが集まることでも知られますが、その場でフォルクスワーゲン自らがカスタムした車を披露することもまた有名。
そしてその「カスタム」はフォルクスワーゲンの実習生が手がけることになり、彼らの情熱や新しい感性が見られる機会でもあります。
毎年複数台のゴルフをカスタムした車両が展示され、今年は「Golf GTI Next Level」と「ゴルフ・ヴァリアントTGI Gmotion」を公開。

フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCRストリートはオーバーフェンダーで武装

一方でフォルクスワーゲン専門のチューナー、エッティンガー(Oettinger)はゴルフのコンセプトカー、「ゴルフGTI TCR」を過激にチューン(そしてレーシングカーのGTI TCRをイメージしたであろう)したクルマを持ち込むことに。

エッティンガーはこれまでにもゴルフR400を通り越えて500馬力を発生する「ゴルフR500」を発表していますが、何かと過激な、しかし品質の高いチューンドカーを制作することでも知られます。

このゴルフGTI TCRストリートはやや控えめな355馬力の出力となりますが、それでもノーマルのゴルフGTI クラブスポーツSよりも49馬力パワフル。
もともと車体が軽量なこともあり、0-100キロ加速は5秒前半に食い込む、とのこと(ゴルフGTI クラブスポーツSの加速は5.8秒)。

外観は見ての通り過激なワイドフェンダー(8センチ拡大)に大きなリアウイング、リアディフューザーを装備。
ホイールは20インチサイズサイズが装着される、とのこと。

片側4センチのオーバーフェンダーは大迫力。

ゴルフGTI ネクストレベルは405馬力

ゴルフGTIネクスト・レベルはパフォーマンスを重視したモデルで、エンジンはノーマルと同じ2リッターターボですが、出力は405馬力にまでパワーアップ。

フロント、サイド、リアにはエアロパーツが取り付けられ、ホワイトシルバー・メタリックのボディに加え、ディープブラック・パールエフェクトへと変化するグラフィックが特徴となっています。

インテリアについてはこれまで公開されてきた「研修生ゴルフ」同様にハイパワーオーディオがインストールされますが、それらのハウジング類は3Dプリンターにて製造されている、とのこと。

インテリアはなかなかに刺激的で、ブラックレザーにグレーのアルカンタラ、そしてレッドのアクセント。

もう一台のゴルフは「ベントレー・カラー」

もう一台のゴルフ・ヴァリアントTGI Gモーションは1.5リッターのガス(CNG)を燃料としたエンジンを搭載し、しかし足回りを強化するなど機敏さを主張したモデル。

ボディカラーはベントレーに使用される「アイス」「ホールマーク」「セントジェームス・レッド」、そしてフォルクスワーゲンのディープブラック・パールエフェクトが仕様されています。

奇しくもこれら3台とも、同じようなカラーリングを持っているものの、それぞれまったく異なる性質やイメージを持っているのが面白いところ。

 

 

 

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