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レクサス”F”10週年記念モデルのGS FとRC F。同じマット塗装でもアメリカ仕様は「機械式洗車機OK」のナゾ

2018/02/06

| Fブランドは「操る楽しさ」の象徴 |

レクサスが「F」誕生から10年を記念したモデル、「GS F“F 10th Anniversary”」「RC F“F 10th Anniversary”」を日本でも発売しましたが、アメリカでもこれを発売する、とアナウンス。
なお日本での価格は「GS F“F 10th Anniversary”」が1550万円(25台限定)、「RC F“F 10th Anniversary”」が1700万円(35台限定)とかなり高価な価格設定となっています。

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今回アメリカで発売するのも同じく「GS F“F 10th Anniversary”」「RC F“F 10th Anniversary”」で、GSのほうが100台、RCは240台の限定販売(価格はまだ公開されていない)。

ただ、ちょっと気になったのはボディカラー。
日本で発表された「GS F“F 10th Anniversary”」「RC F“F 10th Anniversary”」、アメリカで公開された同限定モデルも同じような「ブラックに近いマットグレー」のカラーを持つように見えますが、日本では「マット マーキュリーグレーマイカ」、アメリカでは「ネビュラグレー マット」という記載があり、カラー名が違う模様。

Lexus-RC-F-GS-F-Tokyo-13

単に呼び方だけの問題かとも思いましたが、アメリカ向けのプレスリリースには「機械式洗車機に突っ込んでもOKなマットペイント」とあって、しかし日本ではそういった記載はなく、よって実際にカラー(塗料)が違うのかもしれません。

なお「マットペイント」は塗装が難しくメンテナンス(手入れ)も難しいことで知られます。
通常の光沢がある塗装だと、塗装後にちょっと塗装表面に異物が混入していてもそれを削って磨けばOKですが、マットではそういったことができず、というもの「磨くとテカるから」。

同じ理由で傷やよごれに対するメンテナンスも注意を要し、その割に(表面がざらついているので)汚れやすいという特徴も。
なお、今回のGS/RC限定モデル発売にあたり、トヨタは「マット塗装は通常カラーとメンテナンス方法が異なります。詳しくはレクサス販売店におたずねください」という記載を行っていますね。※所ジョージによると「マットペイントはタワシで洗うといい」とのこと

トヨタとマットペイントとは意外に歴史が古く、というのも「FJクルーザー」にマットペイントのオプションがあるため。
ただしこれは「一旦(普通の塗装で)出来上がった車を」マットに再ペイントするようで、そのためオプション価格も75万円ほどに設定されています。

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なお、レクサスによると「F」は「富士スピードウェイのF」で、最初の「F」は”IS F”。
今回はFブランドの10週年を記念しての限定モデル発売となりますが、日本仕様は「マーキュリーグレーマイカ」にCFRP製エアロパーツ、内装では「ヒートブルー(”F”のシンボルカラーとのこと。知らなかった)」。
機能面ではフロントパフォーマンスダンパー、7kgの軽量化を実現するチタンマフラーが装着されています。
エンジンは両方とも5リッターV8で467馬力を発生し、RC Fは0-100キロ加速4.4秒、GS Fは4.5秒。

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