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【動画】ターボラグは避けられない宿命か?現時点で最も有効な解決策「電動ターボ」とは?

2018/05/14

| 電動ターボは現在では最も有用なターボラグ解決策? |

現在、多くのメーカーでは燃費向上とパワーの増加のためにターボチャージャーを使用するのが一般的。
たしかに小排気量+ロープレッシャーターボは非常に効率が良く、トルクフルな走り、燃費、そして税金においてもかなり有利だと言えます。
反面、スポーツカーにおいて問題となるのはターボラグと「サウンド」。
両方とも以前ほど問題にはならなくなってきましたが、それでもエンスージアストを満足させるレベルでないのはたしか、というのもまた事実ですね。

ターボラグはなかなかゼロにはできない

よって各自動車メーカーともターボラグを改善するのに色々な策を用いており、そもそも加給にターボを用いずにスーパーチャージャーを用いるメーカーがあったり、ターボにおいてもシーケンシャルツインターボ、ツインスクロールターボ、VTG、エレクトリックターボなど様々な技術が登場(ギアによってブースト圧を変えるものも)。

中でも有用だと考えられるのは「エレクトリック(電動)ターボ」。
ターボは排気ガスを利用して加給を行うものですが、加給に十分な排圧を得るにはそれなりのエンジン回転数が必要で、そしてエンジン回転数が低いと加給がかからずに加速もしない、ということに。
そのままアクセルを踏み続ければやがてエンジン回転数も上がって加給がかかるものの、それまでの時間が「ターボラグ」ですね。
一般にはエンジン回転数が低い状態や、小排気量エンジンにおいてこれは問題となりがちです。

これを解決するのが「電動ターボ」で、いつもためになる動画を公開するEngeneering ExplainedがアウディQ7のターボエンジン(ディーゼル)を例にとって解説を行なっています。

ただ、実際は「ターボラグゼロ」を謳っていたとしても自然吸気エンジンのピックアップとレスポンスには敵わず、フェラーリもV8ターボエンジンにおいてはターボラグゼロを主張するものの、実際に運転してみるとやっぱり「ゼロ」ではないようですね。

それでは動画を見てみよう

こちらがアウディの主張する「ターボラグ ゼロ」を解説する動画、「Electric Superchargers - How Audi Is Eliminating Turbo Lag」。

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