| この透明ボンネットは純正採用すべき |
クリエイティブ・ビスポークがメルセデスAMG GT Sをチューン。
フルエアロにローダウン、さらにパワーアップという「フルチューン」状態ですが、何といってもそのハイライトは「小窓つきボンネット」。
これによってエンジンを見ることができるようになっていますが、チューナー曰く「シボレー・カマロZL1にインスピレーションを得た」とのこと。
この「エンジンが見える」のはフェラーリやランボルギーニでは「おなじみ」ですがフロントエンジン車では非常に珍しく、しかし「もっとこういった車ができてきてもいいのでは」と思わせる格好良さがありますね。
新車人気はなくともチューニング市場では大人気
外装においては、前後バンパーは完全に新しいものへ。
フロントバンパーインサートはカーボン製、そしてフロントグリルもカーボン製。
さらにはグリル内のスリーポインテッドスターまでのカーボン製となっています。
こうやって見るとボンネットはずいぶんモノモノしい雰囲気に。
加えて再祚ステップもオリジナルデザインを持つ製品に改められ、ウイングレットも装備しています。
リアバンパーに加え、リアディフューザーも入れ替えられ、リアウイングは別途追加。
ルーフやリアのスリーポインテッドスターもブラックに。
車高はH&R製スプリングによってギリギリまで落とされ、ホイールはブロンズカラーのADV.1製に。
ブレーキキャリパーのカラーはレッドで、ホイールとのマッチングもなかなかですね。
リアウイングもカーボン製。
4リッターV8ツインターボは515馬力からなんと622馬力にまでパワーアップしており、これはAMG GTシリーズ最上位の「R」が放つ577馬力を超えるもの。
なおエンジンに冠しては「エキゾーストシステムの交換」しかアナウンスされていないものの、それだけで100馬力以上の出力向上は望めず、ECU変更、インジェクターも変更しているのかもしれません。
AMG GTシリーズは「あまり売れていない」とは聞くものの、多くのチューナーがカスタム/チューニングプログラムを公開しており、アフターマーケットではかなり人気のあるモデル。
AMG GTを購入したオーナーは「もうちょっとパワーが欲しい」と考えるのか、スタイリングが大人しすぎると思うのかどうかわかりませんが、とにかくチューナーの支持が厚い車の一台ではありますね。
あわせて読みたい、メルセデスAMG GT関連投稿
【まとめ】ライトからハードまで。メルセデスAMG GTのカスタム/チューン(1)
このオーバーフェンダー広すぎ!PriorデザインがメルセデスAMG GT用エアロキット発表