｜ エリック・クラプトンが”2番めに”気に入っていたフェラーリが競売に ｜
エリック・クラプトンが所有していたフェラーリ612スカリエッティがオークションに登場予定。
エリック・クラプトンは言わずと知れた名ギタリストですが、フェラーリコレクターとしても有名で、これまでにもフェラーリ512BBをイメージしたワンオフモデル「フェラーリSP12 EC」の納車を受けていますね。
こちらがその「フェラーリSP12 EC」ですが、これは12気筒の「12」にエリック・クラプトンの頭文字「EC」とを組み合わせたもの。
ベースは458イタリアなので8気筒ですが、デザイン的には512BBを想起させるエレメントが散りばめられています。
フェラーリ612スカリエッティは「二番目の」お気に入り
なお、エリック・クラプトン本人が語ったところによると、彼の一番のお気に入りは「250GT ベルリネッタ・ルッソ（1962-1964）」。
しかしその次はこの612スカリエッティだと語っています。
250GT ベルリネッタ・ルッソはV12エンジンをフロントに積むロードカーで、フェラーリにしては珍しく「高級」を意識したモデル。
ボディのデザインはピニンファリーナ、市販モデルの制作はスカリエッティ。
こういった傾向を見ても、エリック・クラプトンはフェラーリの中にレースではなく、「優雅さ」を求めているのかもしれません。
612スカリエッティもやはり「GT」カテゴリに属するクルマで、2004年にフェラーリ456Mの後継として誕生。
フロントに5.7リッターV12エンジン（540馬力）を積み、2+2スタイルの美しいクーペボディを持っています。
エリック・クラプトンがどれほどの期間このクルマを所有し、どれくらいの距離を走ったのかは不明ですが、現在までのオーナーは2人で、走行距離は28000マイル。
写真で見るからにはコンディションがかなり良さそうですね。
ミュージシャンにはフェラーリ好きが多い
なお、ミュージシャンにはフェラーリ愛好家が多く、エリック・クラプトンはその一人。
以前にも自身が所有していたというF40が販売されていますね。
そのほかだとエルトン・ジョン、
ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズ所有のフェラーリ・ディーノ、
ニック・メイスン（ピンク・フロイドのドラマー）のラ・フェラーリも有名。
「コレクター」とは異なるものの、ジャスティン・ビーバーのフェラーリ458イタリアも「なかなか」です。
ちなみに楽曲に出てくるクルマのメーカー（ブランド）名の数としてはフェラーリが二位、という統計も。
https://intensive911.com/?p=109717
VIA:H&H Auction
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