| バート・レイノルズ本人がカスタムを行なったトランザム |
先日亡くなったアメリカの人気俳優、バート・レイノルズ氏。
そして今回、同氏の財産を管理する「バート・レイノルズ・インスティテュート」が、バート・レイノルズ氏のコレクションからいくつかのクルマをオークションに出品する、と発表。
開催するのはバレット・ジャクソン(オークションハウス)で、開催地はラスベガスにあるマンダレイ・ベイ・リゾート、とのことです。
やはり目玉はトランザム
なんといっても彼の出演作として有名なのは「トランザム7000(原題:Smokey and the Bandit、パート3まで作られた)」、そして「キャノンボール(原題:The Cannonball Run)」。
そして今回のオークションの目玉は「トランザム7000」に出てきたトランザム(1978年製ポンティアック・トランザム)のレプリカで、これは存命中だったバート・レイノルズ氏の直接の指揮のもと、「劇中の仕様とまったく同じに」つくられたもの。
さらにはフロリダのアメフトチーム、タンパベイ・バンディッツのプロモーションのために作られたトランザム(よほどトランザムが好きだった模様)も登場予定。
こちらはプロモーションに使用された後にバート・レイノルズが保管しており、最近レストアされた、と報じられています。
そのほかは「グレート・スタントマン(原題:Hooper)」で使用されたのと同じ仕様へとカスタムされた1987年モデルのポンティアック・ファイヤーバード、1987年製のシボレー・クルーキャブ(キャノンボールに登場したものと似ている)。
いずれもアメリカンマッスルばかりで、ポンティアック・ファイヤーバードは6.6リッターV8、シボレー・クルーキャブは8.1リッターV8。
本人もかつてはアメフトの選手でもあり、マッチョなタフガイとして鳴らしただけに、やはりアメリカンマッスルがよく似合い、そしてアメリカンマッスルを愛する人物だったのでしょうね。
オークションに登場するクルマたちを動画で見てみよう
これらがバート・レイノルズ本人が所有してきたクルマを紹介する動画、「Burt Reynolds Personally Owned Cars at the Barrett Jackson Auction September 29」。
生前からこの準備を進めてきたようで、その結果を見届けることができないのは残念だろう、と思われます。