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「まさかの」ランボルギーニ・エスパーダをホットロッドに改造してしまったチューナーが登場。
ランボルギーニ・エスパーダは1968年に発売され、今年でちょうど50年を迎えるクルマ。
ランボルギーニもそれを記念し、自らレストアを行った車両を公開していますが、そのタイミングでなんとこの魔改造が登場することに。
ちなみに「エスパーダ」はスペイン語で「剣」を意味し、クルマのほうのエスパーダは「4人乗り」。
その後2008年には同じく「剣」の意味を持つ「エストーケ」が4人乗りサルーンのコンセプトカーとして発表されています。
これでも一応4人乗り
なお、今回この改造を行ったのは「Danton Arts Kustoms(ダントン・アート・カスタムズ)」と「Carrosserie Herve(カロッセリエ・ハーブ)」。
もともと手元にエスパーダがあったわけではなく、このカスタムのためにわざわざエスパーダを探したようですね。
↓工場内を見ても、ホットロッドを作りまくっている様子
そして理想的なエスパーダを見つけた後は「チョップ」と「ストレッチ」。
ここまでやってしまうのであれば「本物のエスパーダでなくとも、別のクルマを使用して”エスパーダ風にすれば良かったのでは”」とも思うものの、そこはやはり「譲れないこだわり」だったのでしょうね。
ちなみにエンジンはエスパーダにもともと搭載されていた「V12」だそうですが、かなり手が入っているように見受けられます(エキゾーストマニホールドはワンオフ品のように見える)。
フロントスクリーンは戦闘機風の「リベット留め」。
フロントはエスパーダを模した「バンパーもどき」が装着され、ヘッドライトは丸4灯。
イカリング風のデイタイムランニングランプが装着されて現代風の印象となっていますが、ランボルギーニ・レヴェントンを思わせるカクカクしたデザイン、そしてステルス戦闘機風の外装色を持っていますね。
サイドもこんな感じで「レヴェントン」のサイドステップ風デザインが再現され、さらにイタリアントリコローレも追加。
ランボルギーニは当時そのデザインに「戦闘機」をモチーフとして取り入れており、この「エスパーダ・ホットロッド」はそのボディカラーといい、レヴェントン風のボディカラーといい、戦闘機風のフロントウインドウといい、イタリアンカラーといい、「けっこうランボルギーニのイメージをうまく反映しているんじゃないか」とも思えます。
なんかコイツら見たことあるな・・・と思っていたら、どうやら以前にもポルシェ911のホットロッドを製作したチューナーのようで、今回は自身のインスタグラムに「別の」911ホットロッドも投稿していますね。
それでは動画を見てみよう
こちらが完全に(いい意味で)イカれているエスパーダのカスタムカーが走る動画、「Hot rod lamborghini espada v12 danton arts kustoms」。
https://www.youtube.com/watch?v=Ww3IxCXHGcw
VIA:danton_arts_kustoms