次期メルセデス・ベンツSLはEQパワーを獲得し一気にパフォーマンス向上?
CGデザイナー、Emre Husmen氏が新世代のメルセデス・ベンツSL、「SLE」のレンダリングを発表。
その名から分かる通り「SLのエレクトリックモデル」ということになりますが、ボディ形状はまさかの「ワゴン」。
屋根が開かないのはSLじゃない、という向きもありそうですが、「SL」はもともと「スポーティー」「ライト」という意味なので、屋根が開かなくとも「SL」と言い張って問題はなさそう。
なお、フロントグリルは「モニター」となっているようで、ここにメルセデス・ベンツのスリーポインテッドスター、そして「EQ」「SLE」の文字が表示されています。
この「フロントグリル全面がモニター」はメルセデス・ベンツが「ヴィジョンEQコンセプト」で採用した意匠であり、これを意識したのはまず間違いなさそう。
現行メルセデス・ベンツのデザインからは大きく乖離
そしてこのメルセデス・ベンツSLEについては非常に美しく力強いデザインを持っているものの、現行のいずれのメルセデス・ベンツとも異なるデザインが与えられているのが特徴です。
とくにリアはメルセデス・ベンツらしい外観を備えておらず、かなり大胆なレンダリングだといえますね。
ただ、メルセデス・ベンツ自身がこれまでも「変わり続けてきた」ブランドですし、エレクトリック時代に移行するにあたり「全く新しいデザイン」を採用するのは不思議なことではなく、デザイナー自身も”変わること”をイメージしたのかもしれませんね。
新型メルセデス・ベンツはどうなる?
なお、新型メルセデス・ベンツの将来は不透明。
さすがに(SLCは消滅しても)SLが消滅することはないと思われ、これまでの情報だと「時期メルセデスAMG GTと共同開発」されると言われていて、これによって一気にスポーティーさを高める、とも。
一方で「メルセデスAMG GTに統合される」というウワサもあり、まだまだその先行きはわからない、というのが事実なのかもしれません。