このクルマを止めた警察官もまさかニコ・ロズベルグが運転しているとは思うまい
元F1チャンピオン、そして現在は悠々自適な生活を送るニコ・ロズベルグ。
今回は居住地のモナコからフランスに向かい、マニクール・サーキットにてマクラーレン・セナを走らせることに。
なおモナコからフランスまでセナにて自走していますが、途中でなんとフランスの警察に捕まることに(スピード違反ではなく、迷ってしまい間違ったところをターンしてしまった)。
マクラーレン・セナは公道を走るのには向いてない
これはちょうど警察に呼び止められたところ。
右手をルームミラーのあたりに伸ばしていますが、これは「ウインドウ開閉スイッチがここにあるから」。
そしてウインドウが開閉するのは「ほんのちょっと」。
これはセナのドア構造に起因するもので、セナのドアの中央辺りには「窓」があり、ここから下にウインドウが下がらないため。
よってかなり狭いスペースから運転免許証を提示することになりますが、警察官も「え?ニコ・ロズベルグ?」と驚いたのは間違いなさそう。
なお、こんな感じでウインドウがちょっとしか開かない車はほかにランチア・ストラトス(窓の面積はそこそこあるものの、下がらない)、ランボルギーニ・カウンタック、日本車だとスバル・アルシオーネSVX。
このあとニコ・ロズベルグはクルマを降りているものの、警察に止められたときにクルマを降りるべきかどうかは国によって異なるようで、たとえば米国でクルマを降りると抵抗しているとみなされるので降りないほうがいい、逆に欧州だと敵意がないことを見せるために降りたほうがいい、とも。
そしてサーキットだとマクラーレン・セナはやはり無敵
そして無事にサーキットに到着し、点検を済ませていざ走行開始。
さすがニコ・ロズベルグ、そしてさすがセナといった感じで水を得た魚のようにラップを重ねます。
マクラーレンはハイパーカーライン「アルティメットシリーズ」にて、現在は「セナ」そして「スピードテール」を持ちますが、セナはサーキット走行を主眼においたハイパーカーであり、スピードテールは逆にサーキットではなく「ツーリング」を主眼においたハイパーカー。
車載映像を見ていると、とにかく運転が楽しそう。
一生運転する機会は訪れなさそうはあるものの、マクラーレン・セナは「一度は運転してみたいクルマのうち一台」。
こちらはフロントのアクティブエアロデバイス「ポッド」。
それでは動画を見てみよう
こちらがニコ・ロズベルグがモナコからフランスまで行き、マニクール・サーキットにてマクラーレン・セナを走らせる動画、「I RACED THE MCLAREN SENNA AT FRENCH F1 TRACK!! | NICO ROSBERG | eVLOG」。