手掛けたのは人気デザイナー、ジョン・エリオット
レクサスが新型SUV、「UX」のプロモーションにて人気デザイナー、ジョン・エリオット(John Elliott)とタイアップ。
ジョン・エリオットはロサンゼルス拠点のストリートウェアブランドで、主にスウェット素材を使用することで有名。
2017年にナイキラボ(NIKELAB)とのコラボレーションにてナイキの”バンダルハイ”をベースにした限定スニーカー「JOHN ELLIOTT x NIKELAB VANDAL HIGH」 を発表しています。
ジョン・エリオットはスウェット素材を多用しながらもポップになりすぎず、シックでナチュラルなイメージを持つことが特徴ですが、同系色を組み合わせることでも知られます。
ジョン・エリオットらしい「同系色」なレクサスUXに
実際に今回のレクサスUXも「ホワイトにシルバー、そしてブラック」を組み合わせていて、シルバーを使用することでホワイトからブラックへの段階的移行を表現しており、「ジョン・エリオットらしい」仕上がりに。
ざっと見る限りでは、ドアミラー上部、フロントバンパー下部、前後フェンダーのクラディング、サイドステップ、ウインドウモール/サッシュ、そしてもちろんタイヤがホワイトに(ホイールボルトにもホワイトのキャップ)。
ちなみにジョン・エリオットとナイキとの最新コラボスニーカーは「エアフォースⅠ (John Elliott x Nike Air Force 1)」。
やっぱり同系色は特徴であり、そしてここ最近のトレンドに沿ったものでもありますね。
そしてジョン・エリオットは衣類やスニーカーを構成する要素をいったん分解し、それを再構築することで知られますが、今回のレクサスとのコラボに当たってはエアフォースⅠのエレメントをいったんバラバラにし、タイヤの形にした模様。
なお、日本におけるレクサスは若年層へのアピールにさほど熱心ではないものの、こと北米に関しては「若者を取り込むことに注力」。
映画「ブラックパンサー」とのコラボレーションもそうですし、ホバーボードの製作や、現地で人気の「シラチャソース」とのコラボなど、若い世代に積極的にアピールするためのプロモーションを展開中。
もちろん今回のコラボレーションもその一環かと思われますが、日米で大きくプロモーションの方向性に差があるのは面白いところですね。