フェラーリを愛する人は多いが、ここまでくると珍しい
おなじみShmee150氏が「フェラーリが好きすぎる個人コレクター」のガレージを訪問し、その様子を動画にて公開。
台数は12台と「さほど」多くはなく、しかし限定モデルばかりというそのコレクション内容や、フェラーリに関連する記念品やグッズはこれまでのガレージの中でも「ピカイチ」。
ここでその内容を見てみましょう。
シューマッハの乗ったF1がある時点でもはや尋常ではない
まず中央にドドンと鎮座ましますのはシューマッハがドライブしたF1マシン。
その横にはおそらくシューマッハのレーシングスーツとヘルメットを身に着けたマネキンが直立し、これだけでももう「このオーナーが只者ではない」ということがわかりますね。
ちなみにF1マシンの後ろにあるシャンデリアもフェラーリ由来のものだそうです。
そしてフェラーリコレクターの新定番、ラ・フェラーリも。
こちらは超珍しい、ハードトップを装着したフェラーリ550バルケッタ。
2000年に「ピニンファリーナ70周年記念」として448台のみが発売されています。
フェラーリは常にオープンモデルを「特別」だと位置づけており、もちろんこの550バルケッタもそれは同様。
ウインドスクリーンは550マラネロよりも低くカットされ、特別感のあるモデルですね。
手前は512M、後ろはSAアペルタ。
こちらはピニンファリーナの80周年記念として2010年に発売されたスペシャルモデルで、その限定台数はわずか80台。
「SA」とは「セルジオ・ピニンファリーナ」と「アンドレア・ピニンファリーナ」両名の頭文字ですね。
つまりこのオーナーさんは「特別中の特別な」モデルばかりを保有している、ということになります。
そして360チャレンジストラダーレ、430スクーデリア16M。
430スクーデリア16Mは、フェラーリの16度目のF1コンストラクターズタイトル取得を記念して499台のみが生産されたオープンモデル。
当然ですが、入手困難なフェラーリのうちの一台です。
こちらはテーラーメイド(フェラーリのカスタマイゼーションプログラム)にて仕上げたカリフォルニアT。
マットグレーにイエローのストライプが入り、ブレーキキャリパーもイエローです。
インテリアはちょっとクラシカルなレザー。
シートやアームレストにはベースボールステッチのような装飾が入っていますね。
更にセンターコンソールもボディと同じ「シルバーにイエローのライン入り」。
こちらはGT 365 2+2。
そのほかは599GTO、512BBケーニグセグ、F355フィオラノエディション、など、とにかく「レア物揃い」で、ただ台数を集めたわけではないことがわかります。
ちなみにボディカラーは基本的にレッドが多く、次いでブラック、そしてシルバー。
コレクションする際にはカラーにも注意していることがわかりますね。
クルマも気になるがガレージ内の装飾も気になる
そしてクルマ以上に驚きなのがガレージ内の装飾品。
いずれもフェラーリゆかりのグッズばかりですが、それらが所狭しと並べられています。
もちろんミニカーも数え切れないほど。
こちらはF40をモチーフにしたオブジェ。
エスプレッソメーカー、カップもフェラーリ。
馬から「V8風」のエキゾーストパイプが突き出た芸術作品。
そしてあちこちにフェラーリグッズ。
どうやらこの「(実物の)ボート」は非常に有名なものだそうで、しかしぼくはこれの実物をイタリアのエンツォ・フェラーリ博物館で見たときにはその価値を理解しておらず、「フーン」程度にしか思わなかったのが残念。
次に訪れたときにはちゃんと見てこようと思います。
ギアが変形してラ・フェラーリに?
それでは動画を見てみよう
こちらが驚きという言葉では表現できないほどのガレージ、「THIS is the Ultimate Ferrari Mancave!」。
VIA:Shmee150