やはりV8サウンドは刺激的
フォード・マスタング・シェルビーGT500の「各ドライブモードでのサウンドとエンジン吹け上がり」の差を収めた動画が公開に。
マスタング・シェルビーGT500は「マスタング史上もっともパワフル」なクルマですが、最近のクルマらしくドライブモードを備えています。
そのドライブモードとは「クワイエット」「ノーマル」「スポーツ」「トラック」の4つ。
「クワイエット」は標準仕様のマスタングにも備わるモードではあるものの、わざわざこれがあるということは、「通常時でも音がどれだけデカいのか」ということを示す事象だと考えて良さそう。
各ドライブモード間でのサウンドはこれだけ違う
なお、動画では「クルマの外」「クルマの中」両方からそのサウンドを収録しており、これはけっこう参考になる内容です。
まず「クワイエット」は文字通り最も静かなモードで、早朝に出かけるときや夜間の自宅時に便利なモード。
これは可能な限りバルブを閉じて排気音を小さくするモードですね。
ただしもともとエキゾーストサウンドが大きいためか、さほど「クワイエット(静か)」ではないようです。
そして「ノーマル」は文字通り通常モードですが、こちらはクワイエットモードよりちょっと大きいくらいの音量。
「スポーツ」ではそれがガラっと変わって一気に強烈なサウンドを奏で、「トラック」になるともはや暴力的と言えるまでのサウンドに。
このモードだとエンジンの吹け上がり、つまりアクセル開度に対するレスポンスが大きく変わっており、痛快この上ない加速を楽しめそう。
なお、マスタング・シェルビー500GTのエンジンは5.2リッターV8、出力は700馬力以上(正確な数字は確定していない)。
0-100キロ加速は3秒半ば、とアナウンスされています(こちらも未確定。フォードはスペック未定のままスポーツカーを発表することがままある)。
マスタングはアメリカだと「フォード唯一の」SUV/トラック以外のクルマ
フォードはアメリカの自動車メーカーですが、アメリカ市場においてフォードは「SUVとトラック以外のジャンルから撤退する」と発表済み。
ただし2つの例外が「フォーカス・アクティブ」とこの「マスタング」で、しかしフォー・カス・アクティブもすでに販売終了したために、アメリカで購入できる「トラックかSUV」ではないフォードは、マスタング一車種のみ」という状況となっています。
スポーツカーを残してくれたのはありがたく、その分フォードはマスタングに力を入れているとも考えられますが、シェルビーGT500はそれだけのことはあるクルマに仕上がっているようですね。
それでは動画を見てみよう
こちらがフォード・マスタング・シェルビーGT500がなぜか道端で各ドライブモードを試す動画、「Listen to the 2020 Ford Mustang Shelby GT500's Four Exhaust Modes」。