やはり「ミリタリー」はランボルギーニのDNAのひとつだった
ランボルギーニが「ニュルブルクリンク市販車最速」を誇るニューモデル、アヴェンタドールSVJのプロモーション動画を公開。
動画ではイタリア空軍の戦闘機、F-35ライトニングⅡとの共演が見られ、なんとも豪華かつ迫力のある内容に。
なお、ランボルギーニはイタリア空軍とのコラボレーションを何度か行っており、ボディカラーの「グリージョ・テレスト」はイタリア空軍のステルス戦闘機をイメージしたボディカラー。
そしてランボルギーニ・レヴェントンはモロに戦闘機をイメージしたもので、そのメーターや塗装そのものも「ステルス戦闘機と同じ塗料」。
さらにヴェネーノ・ロードスター発表は空母の上で行うなどとにかく「ミリタリー」を意識したのがランボルギーニのデザインだと言えそう。
なお、ワルター・デ・シルヴァ氏デザインによるコンセプトカー「エゴイスタ」は最も戦闘機に近いランボルギーニだと考えています。
アヴェンタドールSVJはこれまで以上に戦闘機を意識?
そして今回公開された動画では、アヴェンタドールSVJと戦闘機(F-35)との類似性を強調した内容が中心に。
まずはアヴェンタドールSVJのリアセクションとF35の尾翼との対比からはじまります。
サーキットのパドックからアヴェンタドールSVJを乗り出す準備を行うドライバー。
そして戦闘機のハンガーに向かうパイロット。
アヴェンタドールSVJに乗り込むドライバー。
戦闘機に乗り込むパイロット。
そこで動画はF-35ライトニングⅡとアヴェンタドールSVJとの類似性を紹介。
まずはF35のエアインテーク形状はこうなっていて・・・
アヴェンタドールSVJのエアインテークはこう。
そしてF-35の尾翼形状、バーナーと・・・
アヴェンタドールSVJのリアセクション、マフラーエンドとの類似性。
そしてF-35のサイドビューと・・・
アヴェンタドールSVJのサイドステップとの類似性。
そしてF-35ライトニングⅡがテイクオフ。
アヴェンタドールSVJもテイクオフ!
ランボルギーニ・ウラカンのデザインもステルス戦闘機をイメージ
なお、ウラカンのデザインもステルス戦闘機をイメージしたものだとされていますが、ステルス戦闘機の形状の特徴としては「三角形」と「平行」というものがあり、これは照射されたレーダー波を特定方向に反射することで機影を捉えられないようにするため。
よって、下のF-22だと赤い線どうし、青い線どうし、緑色の線どうしは「平行」になっていることがわかります(随分前に作った画像なのでサイズが小さい)。
そしてウラカンのデザインも同様で、「平行」を強く意識したデザイン(やはり赤、青、緑の線が平行になっている)を持つことがわかり、ステルス戦闘機と同じ考え方が採用されていることがわかります(これでレーダー探知機に捉えられなければ言うことはないのですが)。
それでは動画を見てみよう
こちらがそのアヴェンタドールSVJの格好良いプロモーションビデオ、「Aventador SVJ: shaping the future」。