メルセデスAMG各モデル、とくにクーペ系ははよく似た顔つきを持つことに
新型メルセデスAMG CLA45のプロトタイプが目撃に。
ベースとなるメルセデス・ベンツCLAは「Aクラス」とプラットフォームを共有するコンパクトな4ドアクーペとなりますが、本国では2代目となるCLAクーペ、そして派生モデルのCLAシューティングブレークが発表されたばかり。
そのサイズは全長で48ミリ、全幅63ミリ大きくなり、そして全高は逆にマイナス2ミリ。
つまり長く、広くそして低くなったということですが、実際に初代CLAで見られた「寸詰まり感」は感じられず、まさに堂々たるスタイリング。
CLA 45 "S"は416馬力を発生か
メルセデス・ベンツはすでにAクラスクラス・ハッチバックそしてAクラス・セダンにAMG A35を追加していますが、これは306馬力を発生する2リッター4気筒エンジンを搭載。
そしてこの上に属するのが「A45」ということになりますが、これは同じ2リッター4気筒エンジンを搭載し383馬力を発生し、さらに「A45 S」では416馬力を発生するというウワサ。
よって今回目撃された「CLA45」もA45、またA45S同様に383馬力そして416馬力を発生することになると同時に、「CLA35」が発売される可能性もありそうです。
このプロトタイプを見ると、フロントグリルは縦ルーバーを持つ「パナメリカーナ・グリル」。
すでに発表されたA35ハッチバックそしてA35セダンは横ルーバーを持つ「ウインググリル」を持っているので、このパナメリカーナ・グリルが与えられるのは、そのシリーズの上位モデルもしくはある程度の出力を持つモデルということに和るのかもしれません。
それにしてもこの新しい「AMGモデル専用」フロントバンパーは非常にアグレッシブで、AMGの4ドアモデルでは「最強」となるAMG GT 4ドアクーペとそっくり。
メルセデスAMG各モデルは、これまである程度のデザイン的差別化が行われていたように記憶していますが、最近発表されたモデルを見るに、逆に「デザイン的統一」がなされているようですね。※ただしA35ハッチバック、セダンはまた異なる系統の顔つきを持っているので、どこかで線引きがなされている?
なお、標準モデルの「メルセデス・ベンツCLA」に比較して変更されるのはカモフラージュされている部分、つまり「フロントバンパー、サイドステップ、リアバンパー」ということになりそう。
なお、サイドステップはA35ハッチバック、A35セダン同様に「段差」が設けられた形状ですね。
そしてリアバンパー、リアディフューザー、トランクリッドスポイラーも「専用」に。
リアディフューザーはかなりフィンが大きく、バンパーサイドにスリットがあるのもAMGモデルの特徴ですね。
VIA:CARSCOOPS