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【動画】アルファロメオ4Cにハードコアモデル「クアドリフォリオ」が存在?本社に展示されている謎モデルの正体とは?

2019/04/17

過激なエアロパーツ、「四葉」マークが装着されたアルファロメオ4Cが二台鎮座

アルファロメオが、自身の管理する「ヘリテージ」部門より新車の8Cコンペティツォーネ/8Cスパイダーを販売するという報道がありましたが、今回はユーチューバーがそのヘリテージ部門内展示スペース「FCA Heritage HUB」へと潜入し、その様子を動画にて公開しています。

そして、この動画で(おそらく)はじめて明らかになったのは、アルファロメオがそのミドシップスポーツカー、「4C」のハイパフォーマンスバージョン「クアドリフォリオ」の存在。

アルファロメオ4Cはノーマルモデルでもハードコアすぎるくらいハードコア

アルファロメオ4Cは、カーボン製モノコックシャシーに1.75リッター4気筒ターボエンジンを搭載し、車体重量1100キロちょっとというスパルタンなモデル。

そして今回はそのスパルタンなクルマに「さらにハードコア」なモデルが存在したという衝撃の事実が発覚したことになります。

https://intensive911.com/?p=171018

動画では2台の「アルファロメオ4Cクアドリフォリオ」を紹介しており、まずはホワイトの個体(おそらくスパイダー)から。

フロントバンパー上部脇には大きなエアインテークがあり、そして下部にはカーボン製ウイングレット。
オレンジのサイドマーカーは北米市場ですね。

そしてサイドステップもノーマルモデルよりも張り出しが大きく、やはりカーボン製のサイドブレードとウイングレットつき。

フロントバンパー中央にはカーボン製のスプリッター。

リアにはカーボン製の固定式ウイング。
リアフードの形状は標準モデルと大きく変わっています。

ディフューザーは非常に大きく、やはりカーボン製。
マフラーエンドはセンターに移動され、二本出しに。

フロントフードには大きなエアアウトレット。

そしてフロントフェンダーには高性能モデルであることを示す「四葉(クアドリフォリオ)」。

そしてレッドのほうはノーマルと同じグラスハッチを持っています。

奥にあるのはライトニング・マックィーン?

なお、アルファロメオによると、これらレッドとホワイトの「アルファロメオ4Cクアドリフォリオ」は、”もし4Cに高性能モデル(クアドリフォリオ)があったら、こうなっていただろう”という予想のもとに作られたワンオフモデルである、とのこと。

これはトリノにあるアルファロメオのデザインセンター(チェントロ・スティーレ)によってデザインと制作がなされており、もともと市販は考えておらず、単にデザインを見るための試作車であったために「エンジンはノーマルのまま」だそう。

その正体を知ってしまうと残念ではありますが、これが市販されていたら、アルファロメオ4Cの将来も変わっていたのかもしれません。

FCAヘリテージ・ハブはこんなところ

なお、このFCAヘリテージ・ハブは新しくオープンした施設だと紹介され、FCA(フィアット・クライスラー・オートモビル)が発売してきたモデルや、お蔵入りになったクルマ、試作車などを保管・展示しているスペースのようです。

動画を見るに、その保管台数は相当なもの。

ハマーみたいなフィアットも。

ベルトーネ・ヌッチオがコンパクトカーになったかのようなクルマ。

これは微妙に面白いクルマ。
フロントとリアのデザインがシンクロしています。

宇宙船?

ホットロッドのような、スーパーセブンのような奇っ怪なクルマ。

それでは動画を見てみよう

こちらが「行ってみたい」と思わせるFCAヘリテージ・ハブの様子を収めた動画、「TOP 10 al FCA HUB Heritage | Fiat, Alfa e Lancia IN o FUORI classifica!」

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