| BMW Z4のほうが”しっとり”、スープラは”スっと入る”らしい |
新型トヨタ・スープラがメディアに貸し出されるようになり、続々その試乗レビュー動画が公開されています。
その内容はいずれも肯定的で、相当に高いポテンシャルを持つであろうことが伝わるものばかり。
スープラはとくに北米において神格化されており、今回のA90スープラについては「BMWとの共同開発」ということで”これは真のスープラではない”と見る向きも(一般消費者の間で)多いようではあるものの、実際のスープラは「そんなことはどうでも良くなる」くらい優れたクルマなのだと思います。
今回の動画は新型スープラの加速性能について
先日は新型スープラが「いかに改造におけるポテンシャルが高いか」といった動画を紹介しましたが、今回はその加速性能について。
新型スープラに採用されるエンジンはBMW製の「B58」で、これは3リッター直6ツインターボ、そして340HPを発生。
0-60マイル加速について、スープラは公称値だと4.1秒だと公表されていますね。
まずはMotorsport Magazineによる0-200km/h加速がこちら。
メーターはBMWの採用する12.1インチ液晶とはやや異なるようですね(このあたりでコストを抑えているのかもしれない)。
こちらはL'argusによる加速を収めた動画。
ATモード、マニュアルモード両方にて試しています。
そしてSTARACING CHANNELも新型スープラの加速動画を公開。
新型スープラの国内試乗車はまだ?
なお、新型スープラの試乗車が国内に配備されるのはもうちょっと先になりそう。
通常、トヨタは新型車発表と同時に展示車や試乗車を用意するのですが、さすがにスープラは「輸入車(しかも生産は自社工場ではない)」ということで納期のコントロールが難しく、さらに世界中で「台数が足りない」状況の中、試乗車を用意するのがさらに難しいのかもしれません。※新型スープラの公式サイト上から「試乗予約」へ行けるが、試乗車はまだ登録されていない
新型スープラの発表後は、プロトタイプではない「プロダクションモデルの」スープラ試乗会もメディア向けに行われ、現在いくつかの動画が公開中。
LOVECARS!TV!からは4気筒バージョン「SZ-R」の試乗レポートが到着。
スープラの4気筒モデルは海外に存在せず、これまでに試乗の様子も公開されていないので、けっこう貴重だと思います。
そしてこちらは新型スープラと共同にて開発されたBMW Z4との乗り比べ。
サウンド、そしてハンドリングについても比較しており、「限界領域での挙動は似ている」としながらも、それぞれの差異について触れています。