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14台が製造され、生き残ったのはわずか5台。マクラーレンP1のプロトタイプ中5番目に製造された「XP05」が販売中

投稿日:2019/08/05 更新日:

| そのレア度を考えると、販売価格の1億8000万円は破格の安さ |

2017年11月にも販売されたことがある、マクラーレンP1の開発用車両が「ふたたび」中古市場に登場。
ただ、ちょっと奇妙なのは、前回そして今回とも販売しているのが同じエキゾチックカーディーラーTom Hartley ということ、そして以前の走行距離が519kmであったのに対し、今回は走行距離が568kmに伸びていること。
これらをあわせて考えると、このディーラーがずっと保管し、ときどきイベント等で使用していたのかもしれませんね。

マクラーレンP1の開発用車両は14台が存在

なお、マクラーレンP1開発用の個体は「14台」が製造されたそうですが、クラッシュテスト等で廃車になったものもあり、現在残っているのはわずか5台。

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これらテスト用のP1は、市販モデルのP1が製造される前に試作され、様々なテストに用いられたもので、よくカモフラージュ用のシートを貼られて走行している車両そのものということになります。

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なお、マクラーレンに限らず、各自動車メーカーは多数のプロトタイプを製造して開発を行いますが、ポルシェ911だと60台弱が作られる、とも。
マクラーレン「スピードテール」についても、先日「シャシーダイナミクス、ブレーキ、ダンパー、タイヤ、NVH(ノイズ、バイブレーション、ハーシュネス)、操作性、快適性」についてテストを行うためのプロトタイプが公開されていますね。※プロトタイプは、特定の目的のために製造され、それぞれの役割を果たすことになる

マクラーレンの場合、これらプロトタイプは正確には「エクスペリメンタル・プロトタイプ=Experimental Prototype」と呼ばれることになり、マクラーレンP1の場合はプロダクションモデルの375台を製造するために過酷なテストに耐え抜いた個体たちとなります。

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テスト終了後には分解され新車クオリティに再生

幸運にも今回販売されるP1プロトタイプ「XP05(5番目のプロトタイプ)」はクラッシュテストに使用されることもなく、ギアボックスとボッシュ製インジェクターのテストと開発のために作られたもの。

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テスト後は「P1 GTR」にコンバートされ2015年にジュネーブとニューヨーク・モーターショーに展示されることとなっていますが、その後は完全に分解され、市販車と同じスペックのP1へと再度組み立てられた、とされています。

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このプロトタイプがどういった経緯で最初のオーナーへと販売されたのかは不明ですが、最初のオーナーはこのP1を「マクラーレンオレンジ」へとペイントするように依頼し、カーボンファイバー製のリアウイングとリアディフューザーを装着。

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ちなみにこういったプロトタイプは「開発終了後」には顧客へと販売されることも多く、過去に何度かポルシェやフェラーリ、フォードのプロトタイプがオークションに登場したことも。

このP1プロトタイプの場合、サイドに「XP05」のロゴが入ってその由来を示すこととなっていますが、ある意味では通常販売されたマクラーレンP1よりレア度が高い、と言えそうです。

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さらには左リアグリルに「キウイ(マクラーレン創業者、ブルース・マクラーレンが好んで用いた)」マークが装着されているのが一つの特徴。

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ボディパネルや車体構造を見ると、あちこちにカーボンファイバーが使用され、このクルマの特別さがわかりますね。

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なお、エンジンはプロダクションモデルのP1と同じ3.8リッターツインターボで、出力も市販モデルのP1と同じ数字となっています。

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マクラーレンP1"XP05"のインテリアはこうなっている

このP1”XP05”のインテリアはブラックのアルカンタラとカーボンファイバーがベースとなっており、オレンジのコントラストステッチが採用に。

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車体構造を担う「カーボンモノセル」部分はグロス仕上げ、ダッシュボードなど内部のカーボンは「マット仕上げ」を採用し、メリハリがつけられているようですね。

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シートのヘッドレスト部分には「XP」の文字。
なお、ほかにも4台のXPが存在するはずですが、今のところ中古市場に出てきたのはこの「05」のみ。

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メーターはフルデジタル。
いくつかに分割されているものの、かなり大きな表示部分を持っています。

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販売価格は1億8000万円程度の設定ですが、これは「プロトタイプとして生まれ、サーキット走行用のP1 GTRにコンバートされ、またP1に(マクラーレンの手によって)戻された」という珍しいバックボーンを持ち、また低走行距離ということを考慮するとバーゲンプライスだと言えそうです。

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  • この記事を書いた人

JUN

人生において戻せないもの、それは4つ。「失われた機会、過ぎ去った時間、放たれた矢、口から出た言葉」。とにかくチャレンジ、しかし紳士的にありたいと思います。

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