| 生産終了から7年経つのが信じられない |
ドーナツメディアがレクサスLFAのレビューを公開。
ドーナツメディアはこれまでに様々なカスタムカーのレビューを公開しているものの、「ノーマル」を対象とするのはけっこう珍しい、と思います。
なお動画では実際にエンジンをスタートさせ、その甘美なサウンドを披露していますが、レクサスLFAのサウンドチューニングはヤマハがチューンしており、世界でもっとも美しいサウンドを奏でるスポーツカーだとも言われていますね。
レクサスLFAは細部に至るまでこだわりが発揮されている
レクサスLFAは2010年から2012年の間に販売されていますが、その限定台数は500台。
シャシーや足回り、その他モロモロのパーツ類は他のレクサス車とほぼ共通性がなく、何から何までもが専用設計。
ロールセンターを最適化するために左右シートを接近させていることもよく知られ、それを可能とするために航空機グレードの素材・加工にてプロペラシャフトを製造してセンタートンネルを「狭く」するなど、至るところにまでこだわりが反映されているクルマでもありますね。
エンジンは専用に開発された4.8リッターV10(570馬力)。
開発時にはミドシップ案も出たそうですが、操縦安定性の面からフロントエンジンレイアウトが選ばれることに。
ただしエンジンはかなり室内側に近づけられ、重量配分をセンター寄りとしていることがわかります。
タワーバーのシャフト部分はカーボン製ですね。
ボディパネルは至るところがカーボン製。
なお、耐久性を理由に「カーボン柄むき出し」のボディ外板は見送られています。
普段見えないところもやっぱりカーボン。
ステアリングホイールもカーボン。
ブレーキディスクはカーボンセラミック。
メーターはフルデジタル(動きはけっこうグラフィカル)。
細部を見ても十分に「現行モデル」としても通用しそうで、すでに生産終了から7年も経過しているのが信じられないほどですね。
発売時の価格(3750万円)はあまりに高価だと言われたものの、現在のレクサスLFAの中古相場は5000万円弱程度。
つまり新車価格よりも高い相場を形成しているということになり、それだけ「後になって評価がかまった(その正しい魅力が伝わるようになった)」ということですね。
VIA:Donut Media
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