| 製造はアメリカ国内、そしてアメリカで製造されるもっとも高価なクルマに |
Autocarによると、年末あたりにメルセデス・ベンツがGLSをベースにした超高級SUV「GLSマイバッハ」を発売する、とのこと。
そして「マイバッハ」の名にふさわしく、マイバッハSクラス同様に究極のゴージャスさを身にまとうとされています。
なお、ベースとなるGLSは今年の春にフルモデルチェンジを迎えており、最新のプラットフォームやインフォテイメントシステム、ソフトウエアを持ち、マイバッハたる資質十分。
SUVよりもハイライダー風?
一節によると、GLSマイバッハはSUV色を潜め、ロールスロイス・カリナンのような「ハイライダー」風のイメージを出すと言われ、となると「マイバッハ・アルティメイト・ラグジュアリー」のようなクルマになるのかも。
メルセデス・ベンツがあのトンデモコンセプト”マイバッハ・アルティメイト・ラグジュアリー”市販を示唆。「むしろ、なぜ発売しないと思うんだ?」
加えて最近のメルセデス・ベンツは「ラグジュアリー」に対して強い興味を示しており、フランクフルト・モーターショーにて発表されたエレクトリックカー「EQS」も事実上マイバッハと呼んでも良いほどの高級さを持っています。
新型メルセデス・マイバッハSクラスと共通したデザインに?
そしてそろそろ新型メルセデス・ベンツSクラスはモデルチェンジを迎える時期ですが、もちろんこれをベースとした「マイバッハSクラス」が登場するのも「確定」。
そしてこれまでに目撃された新型Sクラスのプロトタイプを見るに「ボディ全面がフラッシュサーフェス」。
エッジやプレスラインを持たず、ランプやグリルもツライチになったデザインが与えられると思われます。
そしておそらく、この流れを見るに新型メルセデスGLSマイバッハもSクラス/マイバッハSクラス同様に「ツルリとした」デザインになるのかも。
現在メルセデス・ベンツはコンパクトクラスを拡充し、クーペSUVも拡充しているものの、なぜか超高級SUVについては出遅れており、ロールスロイス・カリナン、ベントレー・ベンテイガ、ランボルギーニ・ウルスのライバルを持たない状態。
よって、新型GLSマイバッハはこれらと渡り合うだけのパフォーマンスそして高級さを持つことになると思われ、となると「V12」エンジンが与えられる可能性もありそうですね。
過去にはこんな「マイバッハ」も
これまでに発売されたSUVのマイバッハといえば「メルセデス・マイバッハG650ランドーレット」がありますが、こちらはまたサファリっぽい雰囲気を持つ、ある意味で貴族的なクルマでしたね。