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【動画】またまたケーニグセグが記録達成。レゲーラを使用し自身の持つ「0-400-0km/h」走行記録を3秒短縮

2019/10/05

| レゲーラはケーニグセグいわく「高級車」なのにこのパフォーマンス |

ケーニグセグが、自身の持つ「0-400-0km/h世界記録」を更新した、と発表。
これは停止状態から時速400キロまで加速し、そこから思いっきり減速して停止するまでのタイムを競うもので、まずはブガッティがシロンにて「41.96秒」という記録を達成。

そしてなんと、ブガッティが記録を樹立してから間もなくケーニグセグが「アゲーラRS」にてこれを一気に短縮する36.44秒を達成。
さすがにブガッティはこの状況にやりきれなさを感じたのか、先日「シロン・スーパースポーツ300+」で前人未到の300マイルを突破し「483km/h」を記録した後に、「もうブガッティは不能な記録争いから撤退する」とも発表しています。

記録達成に使用したケーニグセグ「レゲーラ」はこんなクルマ

しかしながらケーニグセグは昔から比較的「記録に挑戦する」のが好きな会社でもあり、現在ギネス記録上の「世界最速」という称号を持つのもケーニグセグ(シロンの記録はギネスに申請されていない)。

さらに今回、ケーニグセグは自身の持つ0-400-0km/hの「36.44秒」という記録を33.29秒にまで短縮したということになりますが、使用したクルマはアゲーラRSではなく「レゲーラ」。

このレゲーラはアゲーラRSの後継ではなく「別の路線」にある車だとされ、ハイブリッドシステムを搭載しています(アゲーラの後継は”ジェスコ”だと考えられる)。
エンジンは5リッターV8、エレクトリックシステムは3モーターによって700馬力を発生するとされ、システム合計では1500馬力を絞り出すハイパーカー。

ケーニグセグによると、レゲーラの0-100キロ加速2.8秒、最高速は400km/hを超え、レーシングカー並みの性能を持ちながらも超高級車の快適性をも持ち合わせる「ジキルとハイド」のようなクルマだとも。

なお、この快適性については、トランスミッションを持たない「ダイレクトドライブ」が大きく寄与している、というレビューが見られます。

今回の記録はケーニグセグのファクトリードライバーであるソニー・パーソン氏の運転によってスウェーデンの空港内によって達成された、とのこと。
標高は海抜70メートル(けっこう低い。これは先日ブガッティが、以前にケーニグセグが達成した記録環境において、より有利な高い標高であったという指摘への回答であったと思われる)、気温や風速も「ほぼ理想的」であったようですね。

VIA:Koenigsegg

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