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さよならメルセデスAMG SL63。正式に2020年モデルが「ない」ことが確認され、SLのAMGモデルはすべて消滅。次期SLはAMG GTの兄弟車となる模様

2019/12/01

| なおSLCの後継モデルは「ない」ようだが、さすがにメルセデス・ベンツがSLを切り捨てることはないはずだ |

アメリカ市場にて、メルセデスAMG SL63が販売終了になった、とのこと。
なお、5月にも同様の話があったもののそのまま販売が継続されてたようで、しかし今回は公式に販売終了となり、すでに北米のウエブサイトらは削除済みとなっています。
AMG SLについては、すでにSL65が販売終了となっているため、これにて「AMG SLすべて」が姿を消した、ということになりますね(日本ではまだSL63は公式サイトに残っている)。

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メルセデスSL、SLCはどんどん販売終了に

ちなみに販売終了の理由は「環境規制に対応できない」。
AMG SL63に積まれるのはV8エンジンといえども5.5L/V8で、現在AMG GTはじめAMG各モデルに搭載される4リッターV8に比較して世代が古いもの。
したがって排ガス規制に対応できないというのは理解ができるところですが、これによって「SLのAMGモデルがすべて終了」したことになります。

つまり今後購入できるSLはAMGではなく「メルセデス・ベンツ」ブランドの3リッターV6ツインターボエンジン搭載のSL400、4.7リッターV8ツインターボエンジン搭載のSL500の2車種のみ。

なお、SLと同じくリトラクタブルハードトップを持つSLCはメルセデス・ベンツ、メルセデスAMG両方とも生産が終了されることが発表されていて、北米で現在購入できるのはAMG SLC43(こちらもじきに姿を消すと思われる)、日本ではSLC180とSLC200、AMG SLC43のみ。
そう考えると、日本は意外と「色々なモデルが買える」のかもしれません(販売を終了していても、ウエブサイト上に情報が残っているだけなのかもしれませんが)。

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次期メルセデス・ベンツSLはどうなる?

そして気になるのがフルモデルチェンジ版となる次期SLとSLC。
まずSLCの次期モデルは「ない」とされていて、しかし開発がAMGに移管されてポルシェ718ケイマン/ボクスターに対抗するピュアスポーツとなって生まれ変わるという噂もあるようです(ただ、この実現性は低いと思われる)。

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そしてSLについては次期AMG GTと並行して開発が進められるとメルセデス・ベンツによって明言されており、AMG GT譲りの高い運動性能を有することになりそう。
ただ、そううなるとAMG GTロードスターとどう違うのかということになりかねず、おそらく新型AMG GTは2シーターを継続し、新型SLは2+2レイアウトを維持する、とも言われます。

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なお、目撃頻度は少ないものの、新型SLについてはすでにプロトタイプが走行を開始しており、Eクラスを「切り詰めた」試作車が目撃されていますね。

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