| 新型シボレー・コルベットの初年度分は完売済み。当面中古市場はプレミア相場で推移か |
新型シボレー・コルベット(C8)が2月3日よりついに生産開始。
もともとは2019年11月に生産を開始する予定だったもののストライキによってこれが遅れてしまい、しかし今回晴れて生産の運びとなったわけですね。
なお、先日オークションにて「新型コルベットの生産第一号」が約3億3000万円にて落札されましたが、実際には今回製造開始されたコルベットのうち「最初の一台」が2月末~3月はじめに納車される予定なのだそう。
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新型シボレー・コルベットはすでに堂々たる人気モデル
そして新型コルベットについては連日のように様々な報道がなされており、それだけC8コルベットに対する関心の高さも伺えます。
なお、クーペについてはすでに初年度分が完売しており、現在購入しようと思っても「2021年生産分」しか入手不可能。
さらに2021年生産分からシボレーは大きくその価格を引き上げると言われていて、よって当面は中古市場に「プレミア付きの」C8コルベットがあふれることになりそうですね。
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まだプロダクションモデルの納車が開始されていないということで実際に試乗したレビューなどは(プリプロダクション版を除き)出回っていない状態ではありますが、これまでに公開された車体構造や装備、スペック、そして試作車のレビューを見る限りでは世界第一級のパフォーマンスをもつのはまず間違いのないところだと思います。
一部オプションは「生産の遅れ」も
そして今回新たに報じられたのが「カーボンファイバー」関連オプションパーツの生産遅れ。
具体的にはヴィジブルカーボン製のスプリッター、サイドスカートがサプライヤーの問題にて生産が遅れているとされ、これらは4,850ドルのパッケージオプション。
そのサイズや見た目の割に「お買い得」だとして非常に人気なオプションだそうですが、実際に製造された製品が「シボレーの求める基準に達していない」、つまり品質の問題が発生しているようですね。
現在シボレーの工場に納入されたぶんについては品質、生産ともに問題はないそうですが、それ以降については納車が遅れる、もしくは「カーボンパーツが装着されない状態で」納車される可能性もあり、実際にこれらパーツの新規受注は停止済みだそう。
新型コルベットにはこんなボディカラーがある
そして今回、C8コルベットの「全ボディカラー」の動画を集めたコンピレーションも登場。
全体的に明るい色が多く、反面「ブロンズ」といった渋いカラーも見られ、多くの人の要求に応えることができそうです。